Miles Davis
- モードジャズの名盤『Kind of Blue』のオマージュ小説を書いてみました。 ーあらすじー 脈拍を上げず、感情の振幅を最小限に抑えてクールに生き抜く。 深夜のカフェで過ごす静かな時間、若い店員が出してきた試作のエスプレッソと歪な角砂糖。 揺らぎそうになる胸をアンガーマネジメントの6秒間で静かに沈め、ショールを羽織って夜風のなかへ出る。 雨上がりの匂いと、甘すぎる後味。 「So What?(だから何?)」とつぶやきながら、少し上がったBPMを元の静寂へ戻していく。 本文はこちら https://note.com/deft_zephyr6907/n/n6dd93464962a
- マイルス86年の作品。 現代的な打ち込みビートや電子楽器の多用から、当時は賛否両論だったようだが、結果彼は今作でグラミー賞を獲得。 私のような「ファンク>ジャズ」で好きなタイプには、これ以上ないど真ん中の音楽性だ。 セオリーなんか無視して新しい音楽と融合していく巨匠の貪欲さが素晴らしい アルバム全体、特にリズム隊やギターの音色にどうもプリンス臭がすると思っていたが、実際マイルスはプリンスとお互いにリスペクトしあっての交流があったとか。やはりマイルス爺かっこいいな。 フュージョン〜ファンク〜レゲエまでバリエーション豊かにまとめたプロデューサー、マーカスミラーの手腕も素晴らしい。
- Miles Davisの遺作にして、Easy Mo Beeと組んだ異色の1992年作。 ストレート・アヘッドなジャズファンからは否定的に語られがちで、レア・グルーヴやヒップホップ・マニアからの再評価も未だ訪れない不遇のアルバムだが、純粋にジャズ・ファンク、ヒップホップ・ジャズとして楽しめると思うのだけど。 特にこの曲の格好良さは尋常じゃない。 Pleasure「Thanks For Everything」の軽快なギターリフをサンプリングし、極太のドラムブレイクをループさせたトラックは凄まじいファンク渦を生み出し、ミュートされたトランペットも禁欲的ながら焚き付けるような熱量を放出。
- ジャズを語るなんてもってのほかレベルの初心者ですが、この曲のカッコ良さはそんな素人の私にもビンビン伝わります。 ひたすら続く緊張感あるハイハットの裏でうごめくオルガン、ほとんど2音階しか使ってないんじゃないかというベース、ギターとエレピ?が自由に漂います。 その中で時たまゆうゆうと水面に顔を出すクジラのようにマイルスのサックスが横切っていく。 マイルス作品の中では初めてエレクトリック要素が多用されたアルバムのようだけど、アコースティック、エレクトリックなんてことより、フリースタイルな楽器同士のせめぎ合いがここまでスリリングに初心者にまで伝わるこの曲のすごさよ! 18分があっという間だ。
- Miles Davisの67年録音曲。未発表でしたが、引退中の79年に発掘リリース。 エレキギター以外は2期黄金カルテットによる演奏。ただし、Harbieはピアノではなくチェレスタを弾いており、全体的に着地処のないかなりアブストラクトな曲になっております。 そんな文字通り中心を欠いた作品ですが、後の"In A Silent Way"の祖型みたいなものでけっこう面白いです。途中ドラムがちょくちょく止まるあたりもスリリング、というかホラーめいてる。 MilesとEnoをテーマにした本を読んでいてこの曲を知りました。まだEnoが登場してないですが、Milesの言及だけでも既に面白いです。
- Miles Davisの75年来日公演盤昼の部。 夜の部"Pangea"の方が最大瞬間風速は上回るし、トランシーな瞬間すらありますが、本作のDisc1の安定した出来栄えも捨て難い、というかまずはこちらをお薦めします。 30分超のファンクセッションを経た上でオアシス的に現れるこの曲は、フルートのメロディが印象的なかなりメロウな曲ですが、要所でPete Cozyの激烈なギターが爆発してかなりロックな仕上がりに。 7人の音が1つの塊として時々刻々に姿を変えていく様を追っかけていくのが楽しい作品です。
- Miles Davisの"On The Corner"の頃のライブ盤(73年作)。休日は暖房がつかない我が社でこの混沌を浴びて震えながら働いてました。 "On The Corner"よりもグチャグチャして終わりのない演奏。ソリスト不在な体制で、Milesのトランペットは混沌を維持するという点で全体を統率しているように聴こえてきます。 この時期の未完の大器的な黒い塊が未だにミステリアスで魅力的です。苦行でしかない時もありますが…
- #AppleMusic100BestAlbums 25位:Miles Davis『Kind of Blue』
- #サンレコ全クリエイター必聴ミックス名曲30選 #RollingStone誌が選ぶ歴代最高のアルバム500選2020Ver. 31位:Miles Davis『Kind of Blue』(1959) ※マイルス・デイヴィス2作目のランクイン ダメだ、もっとマイルスを勉強せねば。 伝統をやり尽くしたマイルスは新しい音楽を追求していく。 それはハードバップという王道からのモードへの誕生を意味している。 今のジャズは彼の切り開いてきた道無くしては進歩していない。 #FavoriteMilesDavis
- Miles Davisの75年の大阪公演(夜の部)をそのまま収録した作品"Pangaea"。昼の部は"Agharta"で聴けます。個人的には夜の部の方がおどろおどろしい音で聴きたくなります。ただ、昼の部のDisc1が一番聴きやすいかもしれません。 夜の部は初っ端からフルスロットルでぶっ放し、行けるところまで行き、あとは降霊しそうな呪術グルーヴといった感じ。とにかくリズム隊が塊として恐ろしく蠢いているのが凄いです。こんなリズムの上でソロを演れる各奏者もとんでもないですね。 体力を持っていかれるので祝日とかでもないと聴けないです。