Philly Joe Jones
- 全曲の編曲をMiles Davisの盟友であるGil Evansが担当。タイトル曲はThelonious Monk作曲のスタンダードナンバー。コロンビアと契約するために、まだプレスティッジのためにとの契約が残っていたために、わずか2回のセッションで4枚のアルバムをリリースするマラソンセッションを敢行した逸話がある。コロムビアと契約したことでさらに有名になっていく。 本作でGil Evansが譜面も渡していないのに編曲を完全に覚えていたことに驚いた、というコメントをしている。 Miles Davisの恩師であるCharlie Parkerを歌った「Ah-Leu-Cha」。
- ブルース・フォー・ドラキュラの独特な話し方は、ドラキュラ役者ベラ・ルゴシの声帯模写、ルゴシはハンガリー出身の役者、Rを巻き舌に、VをWに、WをVにして話すのが、誰にでも出来る東欧弁である。 50年代ハード・バップ・ドラマーの最高峰であるフィリー・ジョーの初リーダー作。時代の熱気を十分に伝える、躍動感あふれる痛快無比なハード・バップ・ドラミングを披露している。 ブルース・フォー・ドラキュラは、『色物』と扱われることが多いらしい。あのジャケットや、冒頭の長い語りが冗長で『ストレイト・アヘッドな作品じゃない』という意見がある。それが、全くの誤解であり、トークとプレイが一体化する名演だ。