Bill Evans
- ビルエバンスのアルバムは好きなのがいくつかあるんですがUndercurrentの良さはずっとイマイチ分からず。 秋の夜長にピッタリな情緒なのでついに楽しめるようになりました。
- Bill Evansの63年ライブ盤。 彼の膨大な作品のうち聴いたのは僅かですが、個人的には一番ちょうどいいピアノトリオのジャズが鳴っている作品です。今日は涼しかったので朝に聴いてました。 リラックスしたメロディアスな演奏と、甘くなりすぎずに締めるところは締める静かな白熱の塩梅が、当たり前のように素晴らしすぎます。冒頭のこの曲のとおり、本作全体が仄かなロマンチックさを湛えていて、それを体現したジャケもハマってます。"緑ジャケの名盤"って括りがあれば筆頭でしょう。 あと、音がめっちゃ良いと思います。
- タイトルがジャケットを表しているように、左手はアコースティックピアノ、右手はエレクトリックピアノ(フェンダーローズ)に向き合っているBill Evans。 彼がローズを初めて導入してモダンジャズからイージーリスニング寄りのジャズに接近した異色アルバムの1曲。 かつてのトリオ編成こそがBill Evansの本領だとする評価は正しいと思うし、この曲のようにストリングスがゴージャスに展開されるアレンジは賛否両論あるだろうが、この耽美的な美しさはEvansの新たな魅力を引き出しているのでは。 ジャズがジャンルとしての多様化を果たした今、改めて聴かれ・評価されるべき作品。カッコ付きではない名盤です。
- 光にはうるさいとか、しずかとか、音の大小はないけれど、朝起きてカーテンの下から漏れ出る光を見ると、どことなく静かだなぁと思ったりする。あとは、東から昇った太陽が木々に当たって木漏れ日を作ったり、カフェに置かれたガラスコップの縁に外の光が反射したり、そういう時も、いいなぁ、静かだなぁと思ったりする。こう考えると、光の量が関係しているのか?と予測が立つものの、それよりも、光がある狭い範囲に入り込み、一部分だけが照らされているっていうほうが静かな感覚がある。たぶん、この入り込むって感覚が重要で、レーザーとかスポットライトで一部分を照らしても、同じような感覚にならない。この曲を聴きながら、光を考える。