今宵は名曲に浸りながら一杯の酒でも……夜勤でしたわ!
ではまた。
スケート滑れないし、マンハッタンになんか行ったことないし多分死ぬまで行けないけど、冬になると必ず聴き返す。多分死ぬまで聴き返し続ける。
こちらの枯葉を忘れるわけあるまい。
Bill Evans の Undercurrent。JAZZの歴史的名盤の一つである。まずジャケットが美しい。湖に沈んでいく女性の幻想的なまでの美しさ。タイトルは「底流」。魂の底に燻っている感情がただ彷徨って流されいる。こんなジャケットの作品が美しくないはずがない。
共演者の Jim Hallのギターも素晴らしいとしかいいようがない。映画の「アンダーカレント」、細野晴臣さんのサントラとしての「アンダーカレント」。そして本家のBill Evans。「底流」の中にたゆたっている美しさを聞いてほしい。
ビル・エヴァンスに関する本を読んでいたら、エヴァンスがスランプに陥ったときに、ニューヨークにある図書館に入り浸りプラトンやカント、ヴィトゲンシュタインなどの哲学書を読み漁っていた、という記述があった。
女優の広末涼子さんも、若かりし頃に芸能生活で疲弊した時に、哲学に出会って助けられたとインタビューで語っていた。
本は、助けてくれたり言葉を与えてくれたり、拡げてくれたり、悩ましてくれます。
#ジャズ百貨店名盤BEST20
Bill Evans & Jim Hall『Undercurrent』(1962)
この名盤はジャズの方法論「インタープレイ」をピアノとギターで行われている。
ジャズにおいて、ピアノとギターは音域が被るためどちらかがメインになる形が多いが、インタープレイを用いることで互いの音に応じて奏でられていく華麗な音色はとても美しい。
このカヴァーもバラードではなくアップテンポなのが実に良い。
当時とすれば、とても実験的だったに違いない。
怪しいジャケットなんですけどいい演奏が多いアルバム
今週も1週間お疲れさま
お休みなさい💤
こちら、アルバムの美しさに惹かれます。
絵画、オフィーリアで検索してもらうと出てくる
と思いますが、私はその絵が好きで…それと重ねて
みてしまうからかな。(樹木希林さんが広告でオフィーリアになってます。このポスター欲しい)
美しく完成度の高いデザインのアルバムに入ってる曲が
おまけのように感じる時がある…な。
ここで聴ける音よりも初めからの音がいいです♪
これ、ジャケットは怪しいけど演奏は好きなの。
- CXVI -
https://youtu.be/kpXsgiv0Jw0
JazzLife-Jazz-Groove
YouTube : with Jim Hall The Great Guitars
#BluesForTony #JazzGuitar
曲以前にジャケが好き