小沢健二で一番好きなのは今も昔もずっとこのアルバム。
2002年リリースの4th。
もはや黙殺状態でほとんど注目されない異色作だけど、これは凄まじいと思う。
オルタナティブな密室ファンク・ソウルで、D'Angeloを起点としたネオソウルに触発されたかのような音像が通底している。
硬質なエレクトロを駆使したビートはキャッチーさを排してクールに徹底、ボーカルも以前の“オザケン”を捨て去ったように淡々と囁くように歌っている。
この「あらし」は特に強烈。
捉え所のないサイケデリックなメロディ、ダークな重低音リズムに麻薬のようなワウギター、ソウルフルな女性コーラスがなぜか完璧に噛み合ったファンク。