小沢健二で一番好きなのは今も昔もずっとこのアルバム。
2002年リリースの4th。
もはや黙殺状態でほとんど注目されない異色作だけど、これは凄まじいと思う。
オルタナティブな密室ファンク・ソウルで、D'Angeloを起点としたネオソウルに触発されたかのような音像が通底している。
硬質なエレクトロを駆使したビートはキャッチーさを排してクールに徹底、ボーカルも以前の“オザケン”を捨て去ったように淡々と囁くように歌っている。
この「あらし」は特に強烈。
捉え所のないサイケデリックなメロディ、ダークな重低音リズムに麻薬のようなワウギター、ソウルフルな女性コーラスがなぜか完璧に噛み合ったファンク。
Ozawa Kenji
- 小沢健二の日比谷野音ライブのLPを買いました。 "海賊盤"と銘打っているので今後も全編の配信はないと思われます。 Mixすらしない生々しい音は、亀田誠治のベースが特にベンベン響いてきます。本人のギタープレイを堪能できるのは、実は特筆すべき点かも。 ハープとビブラフォンによる少しノスタルジックな香り付けも絶妙な編成です。 本人の歌(の下手さ)がどうしてもファン向けな作品ですが、何回か聴くと慣れました。 B面の1st全曲弾き語りメドレーからのフィナーレ"流動体について"が、30年超の時空を一直線に結ぶクライマックス。 全編で矢継ぎ早に曲が繋がれるので、彼の言葉の乱反射を浴びている感覚でした。
- 2025.7.10 心変わりの相手は僕に決めなよ
- 小沢健二はやはりいつも音楽的冒険をしてる。鎮座ドープネスがボイスオーバーで歌うremixバージョンはアバンギャルドすぎてもはやよくわかりません。
- 小沢健二の02年作。 誰もchooningに投稿していない孤高の作品。ceroが取り上げて話題になったのも10年くらい前で、本人がオザケンとして活動するほど、本作がまた雲隠れして孤高化していくのは奇妙で面白いです。 分離が良すぎる音や、神秘と性愛の歌詞、本人によるビート等、本人の他の作品と比較して全てが異なっていてビビりますが、この静かな陶酔感が凄く病みつきになる時があります。 気怠く悩ましげなフルートとパーカッションの冒頭からぶっといビートで聴き手を鷲掴みにするこの1曲目は特にかっこいい。 日本語詞への徹底的な拘りに恐ろしい執念を感じます。
- このmixが好きです 気分がいいときにより高揚させる作用があります その日が晴れてでもしたら、ぜんぶが愛おしくなるほどの多幸感に包まれます
- LIFE再現ライブに行ってきた。 このアルバムが出た高校生のときに同級生だった友達と。 当時は一緒にオザケンの話してた覚えがないんだけど (当時のライブも他の友達と行ったんだよな…) 私も友達も全く違う人生を過ごしてきて それぞれこのアルバムを聴いてきて 思い入れかたも違って (友達の方が今でも熱心なファン) この場に集まっている全員もそうなんだけど でもこの瞬間はみんなの真ん中にあるな 確かにあるな って感じがするのが良かった。 ただひとつ 昔はいつか自分も愛し愛されて生きると思ってたんだけど 30年後、わりとそうでもなかったなぁと 気が付いてしまったことは ちょっと悲しかったかも
- レコード?再現ライブ?なにそれみんなそういう情報どこで仕入れるの?知らないうちになにもかもが終わってる。 おとビちゃんのライブも気づいたら抽選終わってるし、スラムダンクの復活上映も終わってるしバカすぎる私。そういう大事なもの取りこぼし続ける人生なんだろうな、この先も。 この曲初めて聞いた頃は「呼びかわしあった名前など」ってフレーズで、恋人たちはそんな当たり前のことすら特別な思い出になるんだ!!って驚いたし、大人になってからそこを切り取るおざけんのセンスにまた驚いた。 今でも大好きなフレーズ。 いじけたあと普通の顔して思い出語るな。どういう神経。
- レコードが届いて、今夜のライブを羨みつつ聴いてました。 巨大な太陽のような作品なのでレコードサイズのジャケの方がふさわしいです。躍動感がよりダイレクトに伝わる音だと感じました。 曲順がCDとは違っていて、この曲がB面ラストになっています。恋人の乗った飛行機がキーンと飛び去っていくような本作の幕切れは、爽やかに続いていく人生の1ページ感があって、これはこれで良いですね。 "球体の奏でる音楽"のLP化も期待してます。2026年か…?