韓国のシューゲイザー・プロジェクト、Parannoulは上半期のベストどころか2021年のベストかもしれない。
「何聴いてんの?」、「リリィ・シュシュ」という会話、岩井俊二監督『リリィ・シュシュのすべて』の台詞のサンプリングから始まるこのアルバムは、いつの間にか過ぎ去って見えなくなってしまった青春の全てが詰まっている気がして、聴くたびに頭を抱えてしまう。
それはもう分からなくなってしまった10代の感受性を取り戻したような気がする喜びなのか、それとももう戻れない事を実感する寂しさなのかは分からないけど聴けば聴くほど17歳の時にこのアルバムに出会えなかったことを悲しく思う。