聴いていると、青春が戻ってきたようなノスタルジックな感覚に陥る。
将来への不安や恋人との関係、大人になろうとする友達や社会に出る恐怖、そういう色んな感情をどうにか自分の中で整理しようともがいていた、あの頃。
韓国のシューゲイザーバンドやと思ってたけどソロプロジェクトみたい。
カッコいい。ジャケットもカッコいい。
「リリイシュシュのすべて」って映画に影響受けてるらしい。
セリフのサンプリングも出てくるんで映画観てみようと思って調べたら、胸糞映画みたいで観るの躊躇ってます。
胸糞悪いのは嫌いだよ。
インディーシーンで話題の韓国のシューゲイザーバンド、一曲目の冒頭にリリイ・シュシュのすべてのセリフが使われるのが印象的。
アルバム全体でみても思春期真っ只中の焦燥感や将来への不安など自分が若い頃に経験した負の感情などが湧き上がってくるようだ。
2021年下半期No1かもしれない
韓国のシューゲイザー・プロジェクト、Parannoulは上半期のベストどころか2021年のベストかもしれない。
「何聴いてんの?」、「リリィ・シュシュ」という会話、岩井俊二監督『リリィ・シュシュのすべて』の台詞のサンプリングから始まるこのアルバムは、いつの間にか過ぎ去って見えなくなってしまった青春の全てが詰まっている気がして、聴くたびに頭を抱えてしまう。
それはもう分からなくなってしまった10代の感受性を取り戻したような気がする喜びなのか、それとももう戻れない事を実感する寂しさなのかは分からないけど聴けば聴くほど17歳の時にこのアルバムに出会えなかったことを悲しく思う。
韓国 シューゲイザー。清涼感とヘヴィさの塩梅が良し
韓国のシューゲイザー・プロジェクト、파란노을(Parannoul)の2ndアルバムがついにサブスク解禁。すでに各所で話題になってます。
Sleep like a pillowでは、『リリイ・シュシュのすべて』の台詞をサンプリングするなど日本のカルチャーから多大な影響を受けている本作を紐解くため、いち早くメールインタビューを敢行しました。▼
http://www.sleep-like-a-pillow.com/parannoul-interview/
おそらく日本語でここまで詳細な内容が読めるのは弊メディアのみです。是非ご覧ください!