二重らせん構造。捻れて、捩れてはいるけれど、交わってはおらず、二線間の距離は永遠に等しい。交わることのない、叶うことのない愛、その不条理、しかしその理不尽さを持って有り余るほどのクソデカ感情がある。その、一歩引いた大人の愛情がなんとも儚く美しい。ピアノと歌声のみが多くを占める編成も、TOMOOのオリジン、そこに流れるDNAのようなものを感じる事ができる
「愛しさの陰に隠れた痛みや我儘を 全部飲み込んでもまだ優しい気持ちになれる」今年1のサビかもしれない。それほどのキラーフレーズ、そしてメロディー。彼女の歌声は、世間が課したハードルをどんどん超えてくれる。