tarousushi

Doge

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Cat Power Metal Heart for tarousushi

「Metal Heart」: 『Moon Pix』の至宝、今こそ聴きたい名曲。
アルバム『Moon Pix』の輝かしい中心的存在。
欠点や脆さをありのままに受け入れる、という自分自身へのメッセージが込められたこの曲は、美しくも力強いメロディーに彩られてる。

まるで、歌がその場で紡がれていくのを聴いているかのような、スリリングなまでの自然体も魅力。

The Spencer Davis Group Keep On Running - Mono Version for tarousushi

スティーヴィー・ウィンウッドのヴォーカルが勝利の凱歌を上げる「Keep on Running」は、ロックとソウルの完璧なミックスであり、エドワーズのブルービートにインスパイアされたオリジナルよりもはるかに躍動的。

今となっては、この曲がリリース当時にアメリカでほとんどヒットしなかったことが不思議に思える。

The Millennium I Just Don't Know How to Say Good Bye for tarousushi

『ピース』には未収録曲が多く、特にアソシエイション、ビーチ・ボーイズ、バーズといった完璧なポップスを求める人に魅力的。
「I Just Don't Know How to Say Goodbye」はこれらのアーティストのスタイルを体現しつつ、ヴォーカルと曲調が独自の魅力を放つ。
アコースティックな雰囲気のフォーク調で、メジャー・キーのギターが印象的。

ポップスファンなら必聴の隠れた名曲と言えるだろう。
『ピース』で新たな音楽の発見を楽しめる。

Santana Welcome for tarousushi

サンタナの『ウェルカム』は、バンドにとって大きな変化の時期に生まれたアルバム。創設メンバーの脱退を経て、新たなラインナップで制作され、ジャズロックの要素がこれまで以上に前面に出た作品で、インストゥルメンタル曲が中心となっている。

初期の傑作群とは異なる味わいですが、「ゴーイング・ホーム」や「フレイム・スカイ」など、聴き応えのある楽曲が揃っています。特にタイトル曲は、感動的なギターソロが魅力です。全体として、新たな音楽性を模索した意欲作であり、サンタナの進化を感じさせる一枚と言えるでしょう。

King Gizzard & The Lizard Wizard,DJ Shadow Black Hot Soup - DJ Shadow “My Own Reality” Re-Write for tarousushi

アルバムの幕開けを飾り、最も注目すべきはDJシャドウによる「Black Hot Soup – My Own Reality Re-Write」。Butterfly 3001のリミックスの中でも間違いなく最高で、原曲を分解し再構築した、よりグルーヴィーな全く新しい曲に仕上がっている。

「Re-write」という表現が的確だ。オリジナルのドラム、ベース、ボーカルなどは巧みにサンプリングされ、DJシャドウらしいヒップホップビートの上で新たな命を吹き込まれている。

Dexys Midnight Runners Geno - 2000 Remaster for tarousushi

Dexys Midnight Runnersの"Geno"。万華鏡のように変化するサウンドが魅力。霞がかったヴァースから、ロケット加速するポストパンクのBメロ、沸騰するライブ会場のサンプリングへ。ジェットコースター展開に息つく暇なし!

ケビン・ローランドのボーカルは古代文字解読のごとく。歌詞探求も良し、音の洪水に漂うも良し。魔法の絨毯で未知の世界へ誘う、刺激的な音楽体験を!

Swamp Dogg,Guitar Shorty,Bon Iver I'll Pretend for tarousushi

これはぶっ飛んでいる。

アルバムタイトル『愛と喪失とオート・チューン』は、まさに独特だ。スワンプ・ドッグは、当時77歳のヴァージニア州出身のブルースマンであり、彼はこのアルバムでオートチューンを駆使して、ブルースやソウルを力強く歌い上げている。特に「I’ll Pretend」では、ボン・イヴェールまで従えており、特別な一曲となっている。

それにしても、ドナルド・トランプやジョージ・クリントンの例を見ても、シニア世代には驚かされることが多い。

Coldplay Arabesque for tarousushi

『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』後の本作は、コールドプレイ史上最も実験的で多様性を讃えるダブルアルバム。2010年代末の混沌を背景に、平和や社会正義を訴え、グローバルな視点でリアリティを切り取った意欲作であり、今の世界にも深く響く。

DJ Shadow Ozone Scraper for tarousushi

自ら買い集めた中古レコードからサンプリングした音源を基本素材とし、前人未到のサウンドに挑み続けるDJシャドウ。
ここ最近の伝説級ラッパーたちとのコラボ作品も好きだけど、彼の「ターンテーブル職人」としての神技を極めるのなら、やはり、ボーカル客演なしの「ガチンコインストゥルメンタルソング」に尽きると思う。言葉がないからこそ、ピュアなのだ。
約4年ぶりの最新作は、まさにそんな「がちんこインストウルメンタルアルバム」。VHSビデオで観たアクション映画のときめきが甦る“Ozone Scraperを筆頭に全球入魂の14曲に、おそらくDJシャドウ史上もっとも「自分史」的で、エモい想いが進れまくってる。

Laura Nyro,LaBelle The Bells for tarousushi

不世出のシンガー・ソングライター
ローラ・ニーロが十代の頃に愛聴していたであろうR&Bクラシックスに取り組んだカヴァー・アルバム。往年のドゥーワップ・グループへのオマージュとしてコーラスにラベルが起用された。

ゴージャスなストリングスによるスケールの大きなサウンドが特徴だが、ここで聴けるのは、ラフで身近に感じられるライヴ・アルバムのようなサウンド。ニーロとラベルの歌唱、バンドの演奏が熱を帯びて盛り上がっていく様子が生々しい。

NRBQ,The Whole Wheat Horns I Want You Bad for tarousushi

78年、アメリカ最強のバー・バンド、NRBQはメンバーも固まってバンドとして脂が乗ってきた時期だ。
そこで、4人のメンバー中3人が曲を書くわけだが、当然、それぞれがそれぞれの趣で書くので振れ幅が大きく、それがバンドの特徴にもなっている。

アヴァンギャルドでメロウでロック。
ジャズ、ブルース、カントリー、ロックンロールをベースに60年代のイギリス音楽のフレーバーをまぶしたような、彼らならではの解釈が面白い。

1年を通してのライヴ回数が多いバー・バンドならではの演奏の凄さが、スタジオ盤からでも伝わってくる。

Inspiral Carpets Bitches Brew for tarousushi

『Revenge of the Goldfish』は、ポップとダンスのダイナミクスを、1960 年代からの強力なロックとサイケデリックなインスピレーションと見事に組み合わせることが実現している。

ソングライティングはリズムと矛盾しており、メロディーはよりクレイジーでアレンジが複雑な瞬間と密接に関係しており、全体の特徴は依然として渋いキーボードとヘヴィであり、疾走するギター。グループは常に前進しており、このような洗練されたサウンドと構成により、驚くべき冒険に満ちた、パーティーで賑わう街への心地よく疲れる夜の旅行のような効果が得ることが出来る。

Carter The Unstoppable Sex Machine The Impossible Dream - 2012 Remaster for tarousushi

カーター・ザ・アンストッパブル・セックス・マシーンは、90年代のイギリスのダンスポップシーンの最先端を走り続けていた。

1992では、シンセサイザーとロックのファンファーレの組み合わせが、見事に表現されている。そして共感を呼ぶ歌詞とメロディーの美しさは完璧に機能している。

James Sometimes for tarousushi

ジェイムスの最大のヒットアルバムである「Laid」からの最初のシングル。

この曲は疾走感あふれるナンバーで、アコースティックギターが猛烈な勢いでかき鳴らされ、ドラムのビートも息を呑むほどで、ジェイムス特有のビッグなサウンドが歌詞に描かれている荒れ狂う嵐を曇った鏡に映し出し、すでに素晴らしいこの曲を最高傑作の殿堂にまで押し上げている。

The Soup Dragons Pleasure - Remastered for tarousushi

Hotwired は、洗練されたブレイクビーツとギターベースのロックのちょうど良い中間点。アルバムのほとんどの曲は、バンドのキャリアの中でも最も力強い曲の 1 つであり、音響的にもアルバムはほぼ完璧。

ダンス オルタナティブのファンは、「Pleasure」や「Divine Thing」などのシングルはとても良い。
そして、ディスク全体に散りばめられたバックボーカルや楽しいサウンド エフェクトなど、素晴らしいプロダクションの華麗さが数多くある。

The Candyskins Feed It for tarousushi

レディオヘッドやスーパーグラス を輩出したイギリスのオックスフォードのポップシーンから生まれたThe Candyskinsは、1989年に結成された。

ホーンが力強く響く中毒性のある「Feed It」で始まるこのレコードは、オックスフォード出身の仲間であるスーパーグラスがアルバム「In It for the Money」で完成させた荘厳でサイケデリックなサウンドを彷彿とさせる。

The Farm Golden Vision for tarousushi

ポップの歴史上、一夜にして大成功を収めた奇妙なバンドの 1 つであるザ ファームは、イギリスのリバプール出身のカメレオンのようなバンドである。バンドは90年代半ばに解散したが、2000年代にライブ活動のために再結成した。

センチメンタルな「Golden Vision」は特におすすめ。

Ocean Colour Scene The Day We Caught The Train for tarousushi

オーシャンカラーシーンの2nd「Moseley Shoals」(1996年)を聞いた。

1996年に発売された2ndアルバムは、UKロックシーンに大きく動かした。
なぜならこのアルバムは、バンドの音楽性をさらに深め、多くのリスナーに影響を与えたから。

具体的には、このT2はビートルズのサイケ時代を思わせる曲であり、その独特な音楽スタイルが注目を集め、サイケデリックな要素を取り入れたこの曲は、素晴らしく、特にSteve Cradockのギターは特に冴え渡る。

Unknown Mortal Orchestra One at a Time for tarousushi

2010年代のインディを牽引したアンノウン・モータル・オーケストラ。完全に地位を確立した本作の中で一番好きな曲は、この曲。それは、ホカホカする感じが曲全体にあるからだ。

具体的には、どことなくテーム・インパラに似た感じがあるが、こっちは全体的に温暖だからであるから。このほかに、ギターとドラムが独特なファンク要素も癖になっていてポイントが高い。以上のことを踏まえて、このバンドはとても興味深いのである。

Weyes Blood Children of the Empire for tarousushi

2022/Weyes Blood (5th)/チェンバー・ポップ・インディーポップ

この曲に関して言えるのは、若い世代に対して、手遅れになる前に行動を起こし、変化を起こすよう呼びかけていると解釈できる。例えば、1分30秒の部分のサビの3行は、特に言及している。

抜け出そうと試みる/私たちが作った混乱から/もう恐れている暇はない。

おそらく、今、私たちはすべての問題を抱えたまま生まれてきていて、社会は閉塞感に包まれており、未来を再構築しなければならない世代にとっては、すべてが多すぎるように思える。

だからこそ、立ち止まって、社会を再構築する時なのかもしれない。

Kelly Lee Owens L.I.N.E. for tarousushi

2020/テクノポップ・アンビエントテクノ
Kelly Lee Owens (2nd)

キャラメルのように滑らかなサウンドが豊潤な愛を包み込み、非物質的な心身深さが心の奥底を突き刺す。

Lorde Supercut for tarousushi

2017/エレクトロポップ・アートポップ Lorde (2nd)

ニュージーランドの歌手、ロードがこのアルバムにおいてポップで感情的に解放しようとしている。

それは夜行性の魔法石、まるでペリドットの輝きを秘めている。

そこに狂気はなく、息を呑むポジティブなパワーが満ちている。このアルバムは、ロードが内に秘めた感情の奥底を解き放ち、自由に羽ばたく姿を力強く描いた一作である。

Lorde Take Me to the River for tarousushi

常にドラマチックなマジックを見せてくれるロードだが、

この解熱させてくれるカロナールみたいな歌声と我をたてるドラムがマッチしていて好き。それに最初の海底に潜る感じのピコピコサウンドも良い。

元々はアルグリーンの楽曲で、そちらはムーディーでトーキングヘッズはアーチを架ける感じで、今回の彼女は青々とした水生な感じでそれぞれ違う観点があって面白い。

Yard Act Witness (Can I Get A?) for tarousushi

2022/ダンスパンク・ポストパンク
YARD ACT(1st)

不安定な若者たちの魂の航路
反骨精神の応酬
火薬庫の爆発で飛び散った破片のごとく

即効性があり、遊び心がある。

The Cool Greenhouse Smile, Love! for tarousushi

2020/ポストパンク
THE COOL GREENHOUSE (1st)

タイトでかつ切れ味抜群。
鼓動するリズム。
どんよりモチベのボーカル。

彼らはポストパンクの新たな時代を切り開く。

The Wants The Motor for tarousushi

2020年/アメリカニューヨークシティ出身バンド
The Wants(1st)
アートパンク

不穏なシンセが絡み合う。
電子音の不協和音。
角張ったギターサウンド。

通常のインディーとは一線を画す。

Wet Leg Angelica for tarousushi

インディーロック/ポップパンク
2022年
英・ワイト島出身のロック・バンド、衝撃のファースト。

ロックの美学と底に眠るパンクの激情。
脱力系リズム隊。
ファンシーな中毒性。

彼女達はまるで現代のおとぎ話の中にいるバンドである。

FKA twigs cellophane for tarousushi

2019年。2nd。アートポップ/エレクトロ


妖艶な音像。
畏敬の念を抱かせるほど神々しい歌声。
ヘアピンカーブのようなエキサイティングさ。


もう気が狂う程気持ちいいです。

Taylor Swift mirrorball for tarousushi

予告なしに発売されたこの『Folklore』

どこからこの美しく、ほのかに幻想的な音楽は生まれたのか。きっと空想の世界にいる自分を楽しみ、そこから曲に発展していく可能性に心躍ったに違いない。

Madonna Sky Fits Heaven for tarousushi

後にブラーの「13」をプロデュースするウィリアムオービットによって、新しいマドンナワールドを作り上げた98年の意欲作。『Ray of Light』

どの曲も、幻想感覚を持ち、聴き込むほどに染み込んでくる。

個人的は、この世とは思えない美しき『Sky Fits Heaven』がとても良い。