『ピース』には未収録曲が多く、特にアソシエイション、ビーチ・ボーイズ、バーズといった完璧なポップスを求める人に魅力的。
「I Just Don't Know How to Say Goodbye」はこれらのアーティストのスタイルを体現しつつ、ヴォーカルと曲調が独自の魅力を放つ。
アコースティックな雰囲気のフォーク調で、メジャー・キーのギターが印象的。
ポップスファンなら必聴の隠れた名曲と言えるだろう。
『ピース』で新たな音楽の発見を楽しめる。
The Millenniumの68年作。ド名盤は聴くとやっぱりド名盤に違いないと思います。
Curt Boettcherを中心とした7人組で、クレジットを見ると他メンバーの貢献度も相当高いことが分かります。もちろんプロデューサーでもあるCurtの手腕により、唯一無二の桃源郷ポップが生まれたのは間違いないですが、それも各人の曲のクオリティがあってこそ。サイケ時代の実験性までも存分に取り込んで、なおかつジャケットみたいな清い恍惚感に至ってるのもすごいです。
この曲はまさに必殺の名曲ですが、"最早何も言うことがない"と歌ってLa La La…で締めるのが美しい結末を飾っています。
0616
Begin(1968)
サンシャイン・ポップ
ソフトロック
バロック・ポップ
サイケデリック・ポップ
ザ・ミレニウム 1967年に結成されたロックバンド。
数年前まで知らなかったんだけど、
下北ヴィレヴァンの名物音楽系バイヤーとして名を馳せた方から勧められ知りハマる。
大学時代にすき家で流れて知った曲!!
ソフトロックの中では一番好きなバンド!!
すき家とマクドナルドはいつも面白い曲が流れてくるので新しい出会いがあります!!
最近Chooningで知った60年代のバンド
「え、これビートルズじゃないの?」って感じ
こういうのをソフトロックというらしいです
メモメモ
「神曲」と「神に近づいた曲」とでは、
後者の方が高貴な印象を受けるのは私だけ?
それは、自ら神を名乗る方よりも
神の前で立ち止まっている方が
真摯な態度と感じるからかなあ。
この曲が入っているアルバム『ビギン』は、
当時のコロンビア•レコードで最も金かけて
丁寧に制作されたにもかかわらず
全く売れなかった伝説を持つ。
今では、ソフトロックの大名盤。
そして、この曲は私の中では
最も「神に近づいた」ポップ•ソング。
ただただ、美しい。
すごく、すごく、小山田や小沢の匂いがするじょ。
フリッパーズ・ギター『ヘッド博士の世界塔』の元ネタと言われる渋谷系により持て囃されたカート・ベッチャーとキース・オルソンのプロデュースした名盤より一曲。たしかにいま聴いても全く古びていない辺りはさすがのクオリティ。
ありとあらゆる音楽要素をMIXしたごった煮感覚はまさしく「渋谷系」のソレ。ビートルズもビーチ・ボーイズもバッファロー・スプリングフィールドも咀嚼している辺りが当時としてはかなりヒップなものだった。
いま流行りのシティポップだともう少しスレンダーな音になるんだろうけど、当時(90年代)は随分ワチャワチャしていたな〜と痛感した次第。