砂原良徳の11年作。
帰りの電車で聴きながら、リリース当時、この荒涼とした音が当時の状況とマッチしすぎて中々にショックだったことを思い出していました。つい先ほどXでもそんな投稿を見ました。前作からのギャップも大きかったのですが。牧歌的ですらある記憶。
改めて聴くと、自分の電子音楽経験も深まったおかげか、めちゃめちゃ素晴らしい。
前作の肝は、抑制の中に光るメロディアスかつエロティックな部分だったと思うのですが、そこを削ぎ落として無機質さが前面に出ています。とはいえ、各曲の曲調や音のバリエーションは、ストイックなのに豊穣といえるほどです。
15年を経て改めて味わえることに感謝します。