昨年の今頃は教え子を卒業旅行に連れて行っていた。寒い日に好きでもないラインナップの野外フェスに行くようなものだった。酒も飲めず煙草も吸えない上に、50人近い子どもをトラブルなく連れて帰らなければいけないのでずっと気が気でなかった。あとで聞いたらもっと気楽なモノで良さそうだったのだが、いかんせんはじめてだったし、コロナ以後数年ぶりの卒業旅行だったので気疲れがすごかった。翌日も辛かった記憶だったが、今思い返すとやっぱり行ってよかったなと思う。今年も無事終了したらしい。「春になったな。春になったら、つまらない自分自身を追い越すんだろ?」というこの曲に半ば煽られる形で、今日も春季講習だ。がんばろう。