90年代に生まれた、あらゆる意味で天才だった少年のファーストアルバム。青春の時期でしか出せないモラトニックかつ刺激的な風景。初めて聴いた時は、細野晴臣、大滝詠一、山下達郎、松任谷由実、佐野元春、奥田民生、尾崎豊につづく天才がついに現れたって思ったものだ。改めて聴いてみると、戸川純の方が近かったかもしれない。デビュー当時はその才能から細野晴臣界隈にもよくお呼ばれしていた。
話し言葉口調で語られる自由な歌詞とビートルズ的なメロディがなぜか昭和の原風景のようなイメージを彷彿とさせる。この感じがまさに「はっぴいえんど」的であった。語りだすと止まらないくらい凄い名盤
まず曲の第一声が「どう?」で始まるセンスがすごい!もうそれだけで好きだと思ってしまう!
#TSUTAYAこれは聴いておきたい不滅の名盤
中村一義『金字塔』(1997)
#スペースシャワーTVPOWERPUSH
1997年1月DOMESTIC
#FM802ヘビーローテーション
1997年2月DOMESTIC
『犬と猫』
まさに金字塔的デビューアルバム。
若干22歳でセルフプロデュース、且つ作詞作曲、演奏、録音などを全て1人で手掛けた。
このアルバムのみで活動を終えるつもりだったため、全力を尽くして作成したがレコード会社からのお願いもあってか2作目を発売することに。
また、ROCK IN JAPAN 2001の出演バンドメンバーと100sを組んでいる。
彼を一言で表すと天才。
懐かしい曲って聴いていた当時の気持ちを思い出すものだけど、これは、中村一義は、今の自分に響く。
このまえラジオからこの曲が
不意打ちでながれてきた時に
ものすごく久しぶりに聴いたけど、
たしかにこの人は天才に違いなかった
としみじみ思った。