くるりの新作。
タイトルのとおり、儚くも美しい楽曲が揃っています。フォーキーで素朴な作品は過去にあったけど、管弦もうまく取り込んで、より色彩豊かな聴き心地になっています。懐の深さを感じます。
大団円を飾るこの曲は、ダイナミックな演奏とシンプルで力強いサビをもって、あてどなく儚くも美しい人生を賛美していて、心が晴れ晴れとするラストを迎えられるのが本当に素晴らしいです。
1曲目のボヤキは個人的にはしっくりこないのですが、この曲ラストの"これはフィクションなんかじゃない"という呟きが、違う意味で冒頭と呼応しているのは、作品全体を"変奏"と言うに相応しい作りになっていると感じました。