"On Land"と銘打たれたBrian Enoのアンビエント第4弾(82年作)。
茫洋とした不定形な音の蠢きと自然音の組合せにより、抽象的な風景が聴き手の内側に現れる作品。風景であるということだけ漠然と分かるような感覚です。
掴みどころがなく、長らく馴染めませんでしたが、最近無限に聴けます。
その掴みどころのなさが、その都度の聴き方に応じて表情を変える面白さを含んでいるようです。以前の超然としたミニマリズムとは異なる、聴き手に侵入し作用する作品といえます。
無愛想な音のようで、気付いたら一体になる心地よさは格別です。
最初の日本盤LPの解説は芦川聡とのことで、いつかは手に入れたいところ。