日本ロック史に太字で刻まれる1974年の大名盤。
加藤和彦、高橋幸宏、小原礼、高中正義、今井裕という凄まじいメンバーで創出された金字塔で、ミカのボーカルのカリスマ性も含めて唯一無二の世界観が作り上げられている。
代表曲「タイムマシンにお願い」は問答無用の名曲だが、ぼくが惹かれるのはタイトル曲の「黒船」3日間のメドレーだ。
3曲全てがインストナンバーで、バンドの演奏力・構築力の高さに圧倒される。
高橋幸宏と小原礼のパツパツに締まった鉄壁グルーヴ、高中正義のうねりを上げるファンキーなギターのコンビネーションの妙義に平伏すのみ。
4日の咽び泣くギターも捨てがたいが、やはり黒々した3日が至高。