何度でも推したいチャットモンチーの大名盤。
3人全員が作詞するからなのか、歌詞や曲のニュアンスを引き立たせる演奏が上手いと思います。なので、3人の音でも全く不足感がなく、何度聴いても飽きません。
"告白"というタイトルの重さの一端を担うのが、くみこん作詞のこの曲。この世界に生きる意味を問うような曲で、"誰かに残った思い出はきっと生き続けるよ"という言葉が切実な祈りに聴こえます。最も詩人らしい彼女がストレートに綴る言葉の強さがあります。その言葉を真正面から引き受けるメロディと歌、それらに相応しい音だけを注ぎ込む演奏が全て噛み合っているから刺さります。
ブルージーなギターもめっちゃ良いです。
私がいなくなったとしても
誰かに残った思い出は 生き続けるだろうか
そんなこと考えながら
あー悔いなく生きたい そー思います
"今日もこの手で必死に何か掴もうとしているよ"
色々うまくいかなくて思考が落ちきった状態の時に、駅のホームで電車待ってて流れてきた時なんて
泣きそうになった
2サビ(ちょうどここで流れてる部分)が
特にいい詩なので疲れた時にお茶でも飲みながらぜひ