旅行から帰ったら畠山地平の新作が出ていた。秋田の八郎潟をテーマにした作品で、現地でフィールドレコーディングした音が大々的に使用されている。かつて日本で2番目の大きさだった湖の干拓地であり、干拓により新たに形成された生態系にインスピレーションを受けた作品とのこと。
フィールドレコーディングの音を比較的そのまま使っており、イメージを喚起しやすくなっていると思うし、彼の作品の中でも珍しい風通しのよさを感じた。
もちろんギターアンビエントサウンドは一級品で、この曲は一昨年の"Late Spring"で見せた陶酔的な音の続きを聴かせてくれる。
一度は八郎潟行ったことありますが、また行ってみたくなります。