狂気のポップス職人トクマルシューゴの2007年サードアルバム。代表作に挙げられる本作はやはり、最高傑作に相応しい素晴らしさ。
CDも絵本のような丁寧で可愛らしい装丁が世界観を良く表している。
50種類以上の楽器を駆使し、レコーディングとミックス作業も自己完結したという偏執的な作りであるけれど、楽曲それ自体は開放的で気負いの無いマジカルな名盤。
聴き込むほどに、後景にうっすら落とす影が見えてくるが。
この曲はメロディメイカーとしての才覚を最も感じ取れる美メロが冴える名曲。
色彩豊かに遊び回る楽器の複雑なアンサンブル、ジャンルも時代も超越したトクマルシューゴにしか成し得ない唯一無二のポップス。