1979年に『The Ballads』というタイトルでリリース予定だったが諸般の事情で延期、死後1997年にタイトルを改めて発売されたジャズ/ポップス・スタンダード・バラード集。
コンシャスなソウルシンガーとしてのイメージが強い人だけど、このアルバムは“歌手”としての魅力にフォーカスした贅沢なもので、ポピュラーシンガーとしてのMarvin Gayeを堪能することができる。
この曲は物悲しく美しいピアノ&ストリングスと、深く沈み込むようなドラムで構成された、洗練されたリッチなアレンジに引き込まれる名曲。
ボーカルは多重録音により複雑な立体感があり、その繊細で豊かな表現力がダイレクトに届く。