Spitzの1stアルバム『スピッツ』より。
デビューアルバムにはそのアーティストの全てが詰まっているとよく言うけれど、スピッツもまさにそうだ。不気味でシュールで文学的でエロティック。まだあまり洗練されていないが故に、それらの要素が生々しいままダイレクトにぶつかってくる感じが好き。
この曲はスピッツの中でもトップクラスに不穏な曲。流産説が濃厚で、そこに異論はない。風は生ぬるく、川は魚が住めないほど汚れている。二人の掟は幼いだけで、呪文も効かない。若さでは太刀打ちできない現実の残酷さをじっとり美しく描く草野マサムネは天才だと思う。
ちなみに、ジャケ写はヒトデの交尾らしい、、、