スピッツの1998年8thアルバム。
国民的ロックバンドとしての評価を確立し、シングルを量産していたことが反映。収録曲の半数近くがシングル、カップリングで構成。
それでも聴感にトータリティが保たれているのは、デッドで潰れたプロダクションと、アルバム曲がロック色の強いアレンジで統一されているからだろう。
この辺りは元カーネーションの棚谷祐一の影響もあるのか。
アートワークの柔和でアンニュイな雰囲気とは異なる、スピッツのカタログの中でもロックテイストが強調された作品。
ラストに位置するタイトル曲は、ザラついたギターサウンドに、清廉なメロディが分かち難く結合した、アルバムの格を成す大名曲。
SPITZ
- スピッツ - 空の飛び方 ( 1994 / 5th ) 前作『Crispy!』でポップ路線への確かな手応えを掴んだ彼らは、プロデューサー・笹路正徳とのタッグをさらに深めます。初期からの持ち味であったオルタナティヴなロックサウンドと、万人受けする良質なポップネスが見事なバランスで融合し、現在に続く「スピッツの王道サウンド」が本作でついに確立されました。 本作には、後にドラマ主題歌として起用されミリオンセラーとなる大名曲『空も飛べるはず』や、』スマッシュヒットした『青い車』などを収録。次作『ハチミツ』での社会現象的なメガヒットを目前に控えた、バンドの勢いと自信に満ちた名盤です。 #スピッツ