細野晴臣の7枚目のオリジナルアルバム。YMO散開後、初となるソロアルバムになる。後半のYMOを思うと歌謡曲路線細野なのかと思いきや、YMOの「QUE」を思わせるニューウェーブ路線。まー、なんでもできる人は何しても天才なわけですよ。
ジャケットからも窺えるようにデジタルシンセを多用したSF感あふれるアルバムである。越美晴をバックヴォーカルに迎えた「ANDROGENA」も捨てがたいが、ピーターバラカン作詞で久保田麻琴も参加したBODY SNATCHERSがおすすめ。BODY SNATCHERSなんて、もろ小室哲哉もといTMネットワークに影響を与えまくってる気がするけどね。
細野晴臣のBody Snatchersもまた最高なのである。1984年作