細野晴臣が横尾忠則とのインド旅行を経て産み落とした瞑想的サイケデリック・エレクトロ(1978年)。
横尾忠則との連名ですが、音楽的貢献は細野晴臣にしかないため、実質ソロ作品。
(ただ、横尾を満足させることを目指したという点では共作とも言える)
YMOのようなキャッチーさは皆無で、ひたすら瞑想と解脱を繰り返すようなブッ飛び具合にたじろぎます。
前半の組曲のスピリチュアルな世界観には突き放されるが、後半は比較的ポップな意匠のおかげで愉快な気分になれる。
この最終曲は9分にも及ぶ中、延々と電子音が重なっては消えていくアシッドな怪曲。
ただシンセの音色が人懐こくて不思議と聴けてしまいます。