玉置浩二の93年作。精神的苦境の時期に作られた極私的な作品。
自らの原風景に没頭する本人の歌は全編泣いているかのようなエモーショナル具合で、アコギ主体の音と大らかで美しいメロディと相まって、聴き手に郷愁を呼び起こす強烈な力があります。この異様な引力にハマってしまうと危険です。
この表題曲は、歌声が大空まで突き抜けてて本当に名曲ですね。当時の東大寺前でのライブが素晴らしいです。
https://youtu.be/jVSfVCNfhxM?si=aqhUzqJljmrYu7XP
玉置浩二という男をもう少し追いかけねばならない気がしている