Beach House/ 7 (7th/ 2018)
これまでの彼らのイメージを自ら更新する、キャリアの転換点とも呼べる作品ですよね。
「Lemon Glow」の歪んだビートに代表されるように、サイケデリックで時に暴力的なサウンドが万華鏡のように広がります。
美しさの中に潜むダークな深淵にこそ、このアルバムの抗いがたい魅力があることの証明でしょう。
『Black Car』は、ミニマルに反復されるシンセのアルペジオが、一度聴くと脳裏から離れない見事な一曲です。
深夜の都会を静かに滑走する車窓の風景が目に浮かぶような、メランコリックな没入感を与えてくれますね。