くるりというバンドはアルバム単位、楽曲単位はおろか1曲の中でも変幻自在にその姿を変える極めて変な存在。
間違いなく日本のロックシーンの中でも指折りで好きなバンドなのだけど、では一番好きなアルバムは?と訊かれると答えに窮してしまう。
でも常にトップ3に食い込んでいるのがこの2001年3rd。
エレクトロを大胆に導入し、ロックバンドのフォーミュラから解き放たれた記念碑的名盤であり、その革新性は25年経った今でも有効だ。
この曲は「C'mon C'mon」と並ぶハウス曲。
強烈なドラム・ブレイクと反比例するような幽玄的な囁きボーカルの対比が素晴らしい。
ジワジワと陶酔感に蝕まれるアシッドな名曲。