21年 7th
デビュー作から「新世代メタル界のリーダー」と界隈が大騒ぎしたウェールズのバンド
現時点での最新作
2nd以降方向性が毎度変わりファンは毎回やきもきしていた様ですが、本作ではヘヴィな音像に戻っている
初期の様な所謂メロデス感はあまり無く、割とトレードマークだった軽めの歌メロも減り、旬な音に仕上げましたという印象
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今回最近の物も色々聴いてみましたが、メタル界は90年代迄の音からさして進歩してないんだな…という印象は変わりませんでした
商業的に良くなっても個人的には絶賛暗黒期
まぁ地下帝国は相変わらず盛況なので問題ないのですが
ここらでギブアップです
#メタル入門

#メタル入門

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- 23年 8th 世代を代表する位の人気バンド 正直3rd辺りしかちゃんと聴いて無かったのですが、この新作を聴いてかなり驚いた 昔の面影はメロディの質位で、すっかり別物 とにかく思い付くままに色んな音楽を詰め込んだような作風のコンセプト・アルバムで、かなり攻めた内容 色々やった結果的にプログレっぽくなったという気はします ちゃんと自分達から出た物で出来ているって点が凄い どっかから持って来た様な音出して「プログレです」みたいな顔してる奴等よりは圧倒的に好感が持てる 間違いなく個人的にこの世代のメタル・バンドの中でも興味深い人達になった (ちなみに前作も面白かったです) #メタル入門
- 21年 10th 4th「将軍」以来久々に聴いたTrivium 元々伝統的なメタルをうまく現代的に調理した音でしたが、本作を聴く限りその路線自体に変化はない模様 アルバム毎に方向性を探る様に変え、ここで元に戻って来たとの事で、確かに初期よりも色んなメタルの要素が加わっているし、当然初期よりも洗練されている とは言え聴感自体はそこまで変わらない印象 とにかくどんなタイプでも高水準に演れるし器用だし上手い 落ちていたセールスが持ち直したってのも納得の出来で、 本作から入っても何の問題も無いと思います #メタル入門
- 09年 6th リッチモンド出身 90年代末から別名義で活動していたベテラン 凝ったリズムとハードコア由来の歌唱で攻撃的 一時は所謂メロデス風味が入ってたりもしましたが、本作ではほぼ無くなりとにかく前のめりな音 他のメタルコア・バンドとは多少異なりクリーンで歌唱するパートは極小、でも偏執狂かってくらいどの曲にもブレイクダウンするパートがあり、モッシュせよと言わんがばかり ほぼ聴いてなかった本作以降の作品も聴いてみましたが、幅を拡げようとはしてるけど…って感じ 試しに全曲2分以内縛りとかで曲を作ってみたら…とか無責任に思ったりもするけど、ファンとしては違うんだろうなぁ… #メタル入門
- 04年 4th マサチューセッツ出身 同郷のKillswitch Engageとはメンバーの一部が同じバンドにいたという感じで関係は深い 意識的にギターソロを入れるなどかなり古典的なメタル要素は強く、よくいるクリーン・パートが朗々と歌うタイプとは異なりギターでメロディを補うタイプ 故に強烈にメロデス感がある なのにフックが弱い気がするのは楽曲のタイプがどれも似通っているからな気がする 同じ様な構成、同じ様なテンションの同じ様な曲、 結果アルバム通して聴くとあまり印象に残らない 曲単位では悪くないのに… 割とこの手のバンドに共通する弱点なんじゃないかと思ったりしています #メタル入門
- 06年 4th 00年代のシーン活性化最大の要因はやはり若手バンドが沢山登場したのが一番大きい で、その中心となったのが所謂メタルコア (今だにどこがハードコア?と思うのですが…) 現在のメタル界のスタンダードになったと言って良いジャンルですが、個人的には新鮮味も面白味も感じられず、メタル界自体にウンザリして離れてしまった切っ掛け って事で薄っぺらです… で、シーン初期からいる代表的なバンドですが、 90年代後半以降の所謂メロデスをベースに色んな要素を綺麗に纏めました感は変わらず ものすごく聴きやすく、上手い、激しい でも何故か刺さらないのです…… #メタル入門
- 00年 12th Rob Halfordの帰還と並び大きかったのはBruce DickinsonのIron Maidenへの復帰、そして新作が良かったって事かなと思います 元々メインで曲を書いていたのはリーダーのSteve HarrisなのでボーカリストがBlaze Bayleyの時代も曲自体は悪く無かった ただ本作でのBruceの歌唱はとんでもなく良かった (というより普通に上手くなった) 恐らくBruceの復帰作と言う事で相当気合を入れて曲を作ったんだろうなという気もする 捨て曲無しの傑作ってこう言う作品の事を言うのだなとしみじみ思ったのでした #メタル入門
- 00年 1st 00年代に入りメタル人気が復活する 理由は様々でしょうが、核たるRob Halfordの伝統的な正統派メタルへの帰還とJudas Priestへの復帰、そして商業的成功というのもあったかと思います 本作でRobはPriestがPainkillerの次にやるべきだった音楽を提示し、歴史の溝を一気に埋めた大傑作 基本的にPainkiller的な正統派メタルだが、とにかく音が若々しい 本作に伴うツアーで演ったPriestの曲も実に若々しく、若い人達にも届く音にアップデートされた 若いバンド達からのリスペクトもありメタルの象徴として認知された事も大きい #メタル入門
- 17年 1st 今個人的にちょっと期待しているニューカッスルのサイケ/ストーナーメタル・バンド Black SabbathとMotörheadとHawkwindがヘンプの海でセックスしたみたいなドゥーム、ストーナー、スペース、サイケで轟音っていう ある意味実験的音楽 やはりエクストリーム・ミュージックはとんがっていてこそ逸脱していてこそ価値がある 60年代から脈々と続く 煙まみれの地下室から宇宙と繋がる轟音が 今後も鳴り続ける事でしょう って事でドゥームメタルおしまい #メタル入門
- 10年 1st 突如現れた謎のバンド キャッチーでキャンプな音とスタンスで瞬く間に拡がってグラミー賞まで取っちゃった その出発点はLee Dorrianの主宰するRise Above とは言えドゥームは彼等の音楽の構成要素の一つでしかなく、基本的にはMercyful Fateの様な大袈裟でシアトリカルな音を死ぬ程キャッチーにした様な音 ライターの奥野高久氏の言う 「The Beach Boysが地獄に堕ちてAngel WitchやMercyful Fateに出会った様なロック」 はかなり的を得ている気がする 現在ではドゥーム色は皆無、よりキャッチーになっている #メタル入門
- 07年6th これ以前の作品が配信されて無いのです… イングランドのドゥームメタル・バンド 世界一ヘヴィなバンドと言われたりもした人達ですが、今作は一転、レコーディング機材も含めて殆どが70年代以前のヴィンテージを利用して録音された 表層的なヘヴィさは減退したが、異様なまでのシケシケ感が元々持っていたオカルト性というか妖しい胡散臭さが激増して寧ろヤバさは上がった 「今日の魔女信仰」 というタイトルのアルバム、ライナーの写真は70年代位の黒ミサの写真(エロい) 初期Sabbathが現代にタイムスリップして来たらこんな感じかもなーっていう音 これはこれで大名盤です #メタル入門
- 07年 3rd スウェーデンのドゥームメタル・バンド 2000年のデビュー作から60’s〜70’sの機材を用いて古のアンダーグラウンドな欧州ロックへのリスペクトたっぷりな音を出している人達 1stこそ単なる懐古趣味でしか無かったが、2ndでは垢抜け今作では独自の世界を創るに至っている リズムが面白く若干アメリカンなこの曲や、ホーン使いが独特な”Remembered”、14分ある幻想的で美しく且つアグレッシブなタイトル曲”The Alchemist”など捨て曲無し 日本版にはRoky Ericksonの”Sweet Honey Pie”がボーナスでそれも素晴らしかった #メタル入門
- 05年 8th Lee Dorrianのセンスが全開になり、ドゥームメタルにハードコア的な荒々しさと突撃性、古の英国アートロック、フォークロックの幻想性が取り込まれた傑作 バラエティに富んだアルバムでバンドの進化を感じられる (実は1stの方向性に戻る円環になっているのをラストアルバムを聴いて気付く) 中でも9パート27分に及ぶバンド史上最長の大作”The Garden”はメランコリックなパートとヘヴィなパートが万華鏡の様にくるくる替わるプログレッシブな大名曲 ゲスト参加の女性ボーカリスト(CirculusのLo Polldoro)が良い仕事してます #メタル入門
- 06年 2nd シカゴ出身 ありそうでなかったスラッシュ/スラッジコア 暴力的な音像のスラッジリフで時折スラッシュビートに突撃する、High On Fireをもっと凶暴にしたような音 神秘性や妖しさ等は皆無 ただひたすら暴力的に圧殺してくるパワーは清々し過ぎて寧ろ浄化される 個人的にはこれをもう少しドゥーム寄りにしたのが理想の音って気はするけど、曲作ってて頭痛くなって来たのでやめた ともあれ格好良いので是非どうぞ #メタル入門
- 04年 3rd 金沢のハードコア/スラッジメタル・バンド キリが無くなるのでドゥーム以外ははあまり取り上げないつもりでしたが、地元の尊敬する先輩バンドだしもっともっと知られるべきバンドだと思うので 強烈なスラッジリフ、捨て鉢な咆哮、ライブで何倍にも化ける超格好良い音 ジャパニーズ・ハードコア成分もたっぷり 初期からあるスラッジ地獄な曲も実に格好良い 物凄い音圧で重くて激しい 個人的には理想の音 是非この機会に知っていただけると幸いです #メタル入門
- 01年 1st CathedralのLee Dorrian、Sunn O)))のStephen O'Malley 、Greg Anderson、元Iron MonkeyのJustin Greavesという豪華な顔ぶれによるドローン/ドゥーム・プロジェクト もはや入門とは?って感じですが、ドゥームやスラッジからドローンへの入門って事で聴きやすい部類かと思います 閉塞的な雰囲気、激重、低速の中に色んな奥義が詰め込まれており、好き者には途轍もないカタルシスのある音 この魅力に取り憑かれてしまうともう後には引けない そんなヤバい代物 #メタル入門
- 99年 1st これはEP全曲付きの再発版 後にSunn O)))を結成するGreg Anderson、The Obsessedのリズム隊、ScreamのPete Stahlによるスーパーバンド 当時ガレージっぽいストーナーが流行の中、Black Sabbath直系のうねるリフ、一撃一撃がとにかく重いリズムで堂々とドゥームメタルを演っていた格好良い奴等 Lee Dorrianが「世界一重いバンド」と賞賛するだけあって音圧はとんでも無かった(サブスクだとよく分からんかも…) 濁声ではなくクリーンに歌うスタイルだけあって聴き易く、気付くと重たい音にどっぷり… 実に罪深い傑作 #メタル入門
- 03年 3rd 99年に「Jerusalem」という名でリリースされた物(曲の一部をカットしたバージョン)の完全版 (レコーディングは96年に完了していたがレーベルからリリースを拒否された) ほぼ全編1つか2つのリフとほぼ無いに等しい構成だけで63分という超大作 マリファナ騎士団が聖地エルサレムをキマりながら目指すという内容 音も内容も恐ろしくヘヴィで当然聴き手を激しく限定する物だが、好き者にとっては芸術を超えた神々しい迄の超傑作 個人的にはもちろん完全版をお勧めするが、ジャケットは「Jerusalem」の方が良い 結局理解されずバンドは解散… 何と一昨年再結成した #メタル入門
- 01年 6th 始めの1音から激重ドゥームなCathedral史上最もヘヴィなアルバム SleepやNeurosisとの仕事で知られるBilly Andersonをプロデュースに迎え、ストーナーもスラッジも喰らったダーティで生々しいウルトラヘヴィなリフが核となった音 とは言えしっかり楽曲はCathedral印 ヘヴィでノイジーな音の深淵にはキャッチーさがしっかりとあり、初期Black Sabbathの刻印も存在している ちなみにこの曲は71年のスペイン映画「エルゾンビ落武者のえじき」が元ネタ 実に良いセンス これも進化の過程だったってのが凄い ドゥーム史に残る大傑作 #メタル入門
- 01年 2nd 名古屋出身 Tatsu Mikamiが主宰するドゥームメタル・バンド ザクザクしたギターと粘度の高いベースでうねる様に進む特徴的な音 カバーしてるのがIron Butterfly やBlue Öyster Cult、Cactusなどからもわかる通り実にアメリカン ジャケが名盤パロディだったり、楽曲が全て歴代シリアルキラーをテーマにしているものだったり 音も素晴らしいがセンスも素晴らしい ちなみにこの曲はピエロに扮して近付き子供を含む33名を殺害したKiller ClownことJohn Gacyがテーマ 基本海外で活動しているが、もっと知られて良いバンド #メタル入門
- 99年 1st またストーナーですが…ちょい前のドゥームがあんまり無いのは良くないよSpotify… ヘンプ大国オランダのストーナー・バンドって事で大量のヘンプでバキバキにキマってるからか妙なテンションの音 オランダのストーナーはKyussリスペクトが強い印象ですが、こいつ等はMonster Magnetの様なサイケでハイエナジーでアグレッシブで宇宙と交信出来そう 途轍もなくカッケー音 バンドの写真はどれもキマってるものかおねーちゃんをはべらせてキマってるものばかり 誠に筋金入り 98年に出したEPも素晴らしいよ バンドはこの後すぐに解散 人生ぶっとく短く #メタル入門
- 96年 2nd Michael Amottが結成したヘヴィロック・バンド 70’sハードロックを基礎にして、Michael Amottの表情豊かなギター、Spiceの粗野な歌唱、Ludwig Wittの素晴らしいリズムによる最高のロックが聴ける 少なくともここ位まではアンダーグラウンド臭があった この後のアルバムも良いです けど近作は……辛いなぁ… 個人的にLudwigのドラムは本当に勉強になるし音楽は最高だしで好き過ぎてArch Enemyなんかよりこっちやれやと思ってました 所詮はニッチなジャンルという事か… メタルファンへの呪詛みたいになりそうなのでこの辺で #メタル入門
- 95年 3rd キャッチーになった2ndが更にとっつき易くなったアルバム Tony Iommiがゲスト参加するなど着実に地上世界に出て行こうとしているようにも思える が、やはりどの楽曲にもアンダーグラウンド臭を残しているのがこのバンドの素晴らしい所 Lee Dorrianの個性的過ぎる歌唱、Garry"Gaz"Jenningsのヘヴィなリフだからこそ事産み出せる音 どの曲も独特のグルーヴとメロディがありとにかく格好良い メロトロンを使用した曲など、古アートロックマニアっぷりを発揮、バンドの進化を垣間見る事も出来る 本作を最高傑作というファンもいる名作 #メタル入門
- 91年 2nd これを忘れる所だった… ドゥームメタル界のカリスマScott "Wino" Weinrichの在籍していたバンド 本作はリズムセクションが変わり、ベースがScott Reeder(後にKyussに加入)、ドラムがGreg Rogers(後にGoatsnakeを結成)という最強トリオで作られたアルバム 70’sヘヴィロックだけでなくハードコアの勢いも感じさせるとにかくとっつき易い名曲揃い 後半に行くに従ってドゥーム感が増して行く構成で、サクサク聴いているといつの間にか沼にズブズブ浸かっているという実に素晴らしい ジャケのインパクトも凄いが中身も凄い 名盤 #メタル入門
- 94年 2nd 黒人ギタリストAlfred Morris IIIが率いるドゥームメタル・バンド 元々はBlack Sabbathのトリビュート・バンドで、誰が呼んだか”黒いアイオミ” Sabbath直系のサウンド、リフながら、アグレッシブでドライブ感のある楽曲はウェールズのBudgieを思わせる ジャケット同様躍動感満載の音がとにかく格好良い ドゥームの入門としても古ヘヴィロックの入門としても優れた名盤 これにグッと来た人は60年代後半から70年代前半の無名バンドを掘ってみると幸せになれるかもしれません #メタル入門
- 92年 2nd ドゥームメタルでは無いですが、Troubleの5thを挙げたのでこれも入れとかないとって事でストーナー・ゴッドことKyussです 始めの1音を聴いただけで前作とは全く異質の音になった事がわかる Black Sabbath由来のメタルやパンクに加え、70’sサイケのグルーヴや異質さを大量に吸い込み、大音量でブチ撒けたといった音はストーナーの夜明けと言って良い 割とカチッとした楽曲の本作と無遠慮に吐き出した次作は永遠不滅のマスターピース ミュージシャンにもファンが多く、売れたってのもあってか当然アホほどフォロワーが産まれた #メタル入門
- 92年 5th Def Americanへ移籍した前作からドゥーム色は減退し、70’sハードロック的なグルーヴ、ほんのりサイケを導入 ストーナーロックを先取りしたとも言える音を出した作品 同時期に台頭していたグランジ/オルタナ勢と同じ原点回帰志向ながら、明確に異なるのはハードコア色の薄さ故かなとも思う Eric Wagnerの歌唱もRobert Plantを彷彿させるもので、よりディープにルーツに回帰する意思が感じられるし、それを実現できる懐の深さもあるという事 とにかく全曲素晴らしく格好良い最強のアルバム 後続への影響も計り知れない程ある大名盤 #メタル入門
- 90年 1st ニューヨーク出身 伝説化しているバンド ドゥームメタルかと言われると難しく デスメタルもノイズもクラストコアも初期ブラックメタルも入ってる実験的な音 ボーカルは割とふつーにグロウルです Celtic Frostを物凄く遅くしてチープで禍々しいSEやシンセも付けてとにかく不快に仕上げたような感じ Celtic Frostの名盤「Monotheist」と若干近い気はするが、あそこまでの荘厳さや完成度は無く、ただ聴き手を圧殺するが如き真っ黒なオーラは漂いまくっている CDならデモも含む全音源入りが手軽に手に入ります でもこれはLPで欲しい音… #メタル入門
- 91年 1st ボルチモア出身のドゥームメタル・トリオ Rise Aboveからのリリース、”DOOM”とがっつり烙印されたLee Dorrianデザインのジャケットというお墨付き 初期TroubleやPentagramを思わせるソリッドなギターリフで厚みのある重さでは無いものの、独特な妖しさがある ドライブ感のあるファストパートが入る辺りTroubleの影響は相当大きい John Brennerのクセの強い歌唱はB級臭さはあるものの…若干残念な感もある 長らくレア盤として界隈では有名でしたが、再発されお求めやすくなっています でもDOOMの烙印はなし… #メタル入門