Caetano Veloso
- 1986 Evaldo Rui, Fernando Lobo, マイケル・ジャクソン, ジョン・レノン, ポール・マッカートニー 作曲家 • 作詞家 Caetano Veloso ボーカル • ギター
- カバー曲はあまり好きではないが理由としてオリジナルを超える事がまぁほとんど皆無で結果オリジナルの曲の良さの確認で終わるからですが、良いカバー曲の個人的な基準としては 「余り知られてない名曲の掘り起こし 」「オリジナルよりシンプルに引き算をしている」でこの曲は後者に当てはまる
- #andMusic土曜の朝と日曜の夜の音楽 2018年7月28日土曜の朝(akiko) Joao Gilberto, Caetano Veloso, Gilberto Gil, Maria Bethania『Aquarela Do Brasil』
- #andMusic土曜の朝と日曜の夜の音楽 2017年2月19日日曜の夜(大森克己) Caetano Veloso『Capullito de Alelí』
- トロピカリアの雛形とも言えるCaetano Velosoの代表曲。Caetanoはブラジル音楽にSgt.Peppersのサイケポップ・ロックを合体させ、全く新しいサウンドを作り上げた。 ディストーションのかかった歪んだエレキギターと、モコモコに籠ったドラム、ドロドロのキーボードというサイケ感ズル向けのサウンドは60年代末という時代そのものだけど、メロディとボーカルはボッサの陽気さを残している。 このストレンジなコントラストこそが初期のCaetano Velosoの特徴であり、それが最も端的に、大胆に露出した本曲がアルバムのベストトラックだと思う。 60年代ロック視点でも最重要な1作。
- Caetano Velosoの92年ライブ盤。 良い意味で格調高くなく、ロック系のリスナーでも入りやすい作品かと思います。 欧米曲を軽やかにCaetano流にカバーしてしまうところも彼の魅力の1つで、本作だとMicheal JacksonとこのBob Dylanです。ここでは、これでもかとコブシを効かせて高らかに歌い上げているのが印象的で、まさに踊る道化のようです。 当時50歳。国際的な評価を高めていく脂の乗った時期で、とにかく声の艶が半端ないです。それを味わえるセトリも完璧。バンドの溌剌とした演奏も好きです。
- Caetano Velosoの72年作。ブラジルだと彼の最高傑作と言われることも多いそうですが、日本だとあまり聞かないように感じます。 初期のサイケ感と後のSSW的な作品群の過渡期ともいえますが、良いとこ取り感があります。シンプルな音がかっこいいし、曲ごとのリズムの多彩さも魅力です。 とりわけ亡命時代の孤独を歌ったであろうこの曲は、悲痛さを遥かに超えたパンクな叫びにも聴こえます。"Show me from behind the wall"と繰り返す彼の声の絶望的な色気が半端ないです。 彼の苦境と音楽表現が見事に融合したソリッドな本作を聴くと、近年のは甘ったるいと感じるのかもしれません。
- Moreno Velosoの新作。実に10年振りとのこと。父Caetano Velosoに比べると少しマイルドな歌声に和みます。(Caetanoの歌に時々感じられる芝居がかった抑揚がないイメージです) 尖った音と得意のメロウさを上手く織り交ぜた心地よくも刺激的な作品です。この曲ではVeloso一族によるリラックスしたサンバが聴けます。ブラジルではファミリーでの共演がごく自然に行われてるのが素敵ですよね。
- Joaõ Gilbertoの81年作。先日刊行された"ジョアン・ジルベルト読本"を読みながら色々聴いてます。断片的にしか聴いていないためゆっくり理解を深めていきたいです。素晴らしい本なのでおすすめです。 冒頭を飾るこの有名曲は、これ以上のバージョンがあるのでしょうか。Joaõのギターと歌が核にありつつも気品に満ちたプラスαのアレンジが最早天上的なクオリティ。Caetano VelosoとGilberto Gilのボーカルも加わりユニゾンの深みまで付いてきてます。リラックスしつつも緩むことなく軽やかなリズムが続いていく…永遠に続いてほしい6分半です。
- Caetano Velosoの97年作。代表作なのに暫く聴いてませんでした。彼の作品でも最高峰の1つ。 リズムの躍動感と美しいメロディと歌声。難解な詞と随所の挑戦的なアレンジがあっても圧倒的な包容力を感じる全体の完成度…贅沢過ぎます…(失禁) 特に攻めているのがこの表題曲で、まさに書物の迷宮のようなサイケデリックなアレンジが、"詩句こそが幾多もの世界をこの世に投じることができる"というキラーフレーズと共に冴え渡っています。 リズムの洪水の中でも歌が明瞭に聴こえるのが素晴らしく、彼の歌もまたリズムを豊穣なものにしています。一緒に歌えるともっと楽しくなるのかも。
- Caetano Velosoの82年作。Caetano史上最もイケメンなジャケであり、弾き語りを除けば最も聴きやすい作品でもあります。アーティスト気質な彼にとっては珍しい作品だと思います。 繊細で洒脱な演奏は地球の裏側のシティポップのようであり、随所で挟まれるシンプルな伴奏の曲も艷やかです。 Joao Donatoとの共作であるこのラストは、壮麗なオーケストラと言葉少ない歌の相乗効果が美しさを引き立てまくってます。夕日の光で目に映るもの全ての輪郭が溶け合っているような神秘性を感じます。 当時40歳、円熟を迎えつつもまだまだ軽やかです。しかし、流石に本作からこの先の進化を見通すのは難しいですね。
- この曲はフランスのシャルル・トレネが作詞作曲した楽曲がオリジナルで、シャンソンのクラシック/ジャズのスタンダードとして歌い継がれている名曲。ヴェローゾ版は、ベルリン映画祭でプレミア上映された、Christine Angot監督の映画『Une Famille』のサウンドトラックに収録されています
- Caetano Velosoというブラジルの化け物ご老人の現況ですが、既に今年に入って2曲客演しており、ますます元気なようです。若い人達とやってるのがいいですね。若い人もこの人の声を存分に使い倒してほしいです。 Os Garotinというグループは全く知りませんが、シティポップ的なきらびやかで軽い曲調と、サビの気心知れたアットホームなユニゾンが非常に合ってます。レトロなダサジャケも良いです。