たぶんこの曲だけ既存のカバー
こういうのうれしい
安らぐ
7月27日
今日はレイ・ハラカミさんの命日
温度感のない熱で(多分それは熱)、自意識を溶かし続けてくれる
都会の夜を歩く。
美味しいご飯食べたりして、
久しぶりの一人を満喫した。
綺麗な人が多いなとおもったり、
知らない人に声をかけられたり、
誰もいない高架橋を潜る。
わたしは真悟みたいなエスカレーター。
たまには都会もいいな。
出張です。
タワレコで再発盤を買いました(KIRINJIの新作が売り切れてたので)。矢野顕子の「世界遺産」コメント帯がそのままなのが良い。そして新たな3つのライナーノーツが素晴らしく、それだけにお金を払う価値があります。そんな文章に触れると感想書くのも馬鹿らしくなりますが…
リズム、メロディ、ハーモニーが対等かつ双方向に影響し合うことで、リズムがメロディやハーモニーを孕んでおり(逆もまた然り)、どの要素が従属的ということがない。それをあくまでポップに達成しているところが、これ以上なくありがたい。長生きしてたら人間国宝になってたんじゃないでしょうか。
もう一回言っときますが、ライナーノーツが素晴らしい再発。
原曲を超えそうなアレンジ
電子音楽を聴けば聴くほど、レイハラカミ不在の惜しさが募ってきて、彼の音楽を聴く機会が増えてきた。個人名義では最後のオリジナルアルバム(05年作)。
ビートもメロディも自由で、それでも前衛にならず人肌に馴染むポップな音であり続けたのがすごい。このジャケットも不思議だが、こうした名もない風景でも自然に流れる音を目指していたのかもしれない。
アルバム最後のこの曲のタイトルからも彼個人の創作はここで一区切りだったのだろう。この後に控える矢野顕子とのyanokamiの2作も素晴らしいのだが、spotifyにないのは残念。歌との関係性を深める過程だったと思われ、その萌芽が本作の「終わりの季節」といえる。
純朴で美しい言葉と音色
Simple but beautiful sound and words
上京して初めて行ったライブ(たしかsuzukiskiのレーベルのイベント)のラインナップにガブ山ガブ太郎ってあって誰だよって思ってたらハラカミさんでした。
#TSUTAYAこれは聴いておきたい不滅の名盤
Rei Harakami『[lust]』(2005)
DTMでも機材一つだけを使ってアルバムを作れと言われたら難しいと思う。
打ち込み可能性を最大限に追求したRei HarakamiはRolandのSC-88Proという音源だけで仕上げた。
自分とかはいろんなプラグインや音源を集めて組み立ててた人間やったけど、一つの音源モジュールだけしか使わないストイックさに脱帽する。
しかし、一つしか使わないことによっての音のまとまりや統一感はある感じがするなぁ。
ファッションと一緒で同じブランドやメーカーで揃えた方がスタイリッシュになるのと同じ気がする。
また夏がきたよ
ハラカミさん
ハラカミさんはこのアルバムが1番お気に入り。
脱帽したのを覚えてる。
2021年ももう終わり。今年はレイハラカミ没後10年。彼が生きていたら50歳だったんですね。夏には科学未来館で暗やみの色がリバイバル上映されたので行ってきました。まだ買ってないけど、ハラカミが映像作家だった頃の音源がCDでリリースされたみたいです。彼の後期の実験映像作品は既に売られていて、僕も買いました。コンピュータに頼りすぎない構成、既成の映画の概念にとらわれず、観るものに意外性を感じさせる作品は、当時は評価されなかったにしろ、コンピュータが普及しすぎた現在、これから評価される作品に間違いありません。vはそんな時に友人の実験映像作品『V』のBGMとして提供されたそうです。
音の世界を冒険しているような曲。同じメロディを繰り返しているようで、気づけば景色が様変わりしている。
矢野顕子とコラボした「yanokami」もいい曲がいっぱいあった覚えがあるんですが、Spotifyでは聴けないのが残念(🍎にはあったかな)。
プレイリストをシャッフルで流していると、不意にこれがかかる。一瞬、去年中2男子と2人で行ったキャンプを思い出す。
この数ヶ月荒れ気味だった彼は、先週の月曜に学校で大泣きし、帰ってきた。それから2人で毎日散歩しながら、いろんな話をした。
昨日やっと泣きながら、3月に告白してフラれたことを話してきた。そして、自己肯定感か落ちたこと。
去年のキャンプと昨日の話を聞いたのを思い出して、彼と日々も終わりの季節を迎えつつあるのかもしれないと思う。少し泣きそうになる。
でも、まだまだ辛いことなんて山のようにやってくるから、そんな時に音楽を聴くんだということだけは、教えられたと思う。
Spotifyのおすすめから。超絶かっこよくて心地いい...なんなんだろうこれは ここに来たら投稿してる人多くて納得。もうこの世にいない方と知って悲しみ...
くるり×Rei Harakami
このリミックスを聴くと原曲が聴きたくなって、原曲を聴くとこのリミックスを聴きたくなる🌀🌀🌀
リミックスの理想像
細野晴臣のアレンジカバー、繊細で無機質、だけど歌詞は情緒的で最高。バスで朝日や夕日に照らされながら、顔を赤く染められる時にゃ、身体中が痺れる感動
長谷川白紙のカバーも良かった記憶が
昨日までのぐずつきが終わって、穏やかに晴れわたる日。久しぶりに澄み切った天気だけど、こんな日に出社かよ、とも思う。
昼に外に出てハラカミさんを聴く。いつ聴いても素晴らしい。世界遺産に確かにすべきだった。
澄み切った空に、アルペジオが響き、シンセが隙間を埋める。家にいると外出しないので、出社して正解かも。
昼の公園は、ごはんを食べる人や散歩の人でちょっ賑わい。犬を散歩させてる人もいて、明日は昼に散歩いってあげよう。