noumin
夕方17時みたいな雰囲気。終わりに向かう寂しさを感じる一方で終わること(区切りがつく)への安心感も感じるような、そういう気分のイメージ。曲と声がとてもよくあわさっていて耳触りの良い柔らかい音が楽しめる。
ピアノの旋律が美しくメロディアスなフロウが深く心に刺さりました。韓国語は全くわからないのでリリックの意味はわからないが、この曲からは、彼が何かを省みて前向きに進もうとしているような意志を感じる。何か大いなるものに対して謙虚になっているようなそういう姿勢を感じる。少なくとも自分は、この曲を聴いた時そういう印象を受けた。実は翻訳したら全く見当違いなことを歌っているのかもしれないけど、それはそれで面白いからいいと思うし、本当に近いメッセージの歌だとしたら、非言語要素にある伝える力の凄さに感動してしまうかもしれない。
5lackの曲はHIPHOPの枠の中でエッセイをやっているみたいだ。日常で確かに感じるけどわざわ取り上げて残してこなかったようなシーンを拾うのがうまい。そしてその何気ないシーンの解像度が非常に高く、曲の雰囲気や音、リリックの全てを使って的確に表現してくれる。これは東京の23時を描いているけど、「東京」の部分は全ての地方都市部にも置き換えられると思う。地方都市で暮らしていれば知らずのうちに誰もが一度は経験する23時の空気を含んでいる。
パラッパラッパーから。この曲を今更になって知った。J-POPなのだろうか…ビートはダンスっぽいし、雰囲気はソウル?ディスコ?80年代っぽい感じもする。聴いてて楽しい。アニメにこの曲使ってたのイケてていいな。
in the blue shirtの曲の中でもひときわ異彩を放つ曲。歌の力が強い曲をボーカルエディットした、という要素でみるとソウルっぽさに挑戦した「Riverbed」を思い出すが、こちらはゴリゴリ演歌。ジャパニーズ・ソウルと思えば、バイブスは近いものがあるかもしれない。演歌っぽいけど何も言っていないのにこぶしが聴いている非常に奇妙な仕上がり。
in the blue shirtの曲の中では、これも土曜の昼音楽系に分類される感じがする。ファーストアルバムとセカンドアルバムは特に「土曜の昼音楽系」が強め。
タイトル通り色んなフレーズが同時に鳴っていて溶けて混ざり合ってるような滑らかさがある。
初期の曲だけど今のin the blue shirtの中で個人的に濃く感じる要素「ハッピーエンド感」の片鱗がしっかり出ている。卒業式っぽい。
リリース見落としていた。2:30くらいから急にカッコいい感じになってビックリした。ドラムの刻み方も鳴り方も生っぽくて良い。
タイトルは本人が飼いたい犬種から(参照:本人のブログ)。以前TTHW内で「土曜の昼音楽を作りたい」と言っていたが、この曲はin the blue shirtの曲の中でもかなりそれな感じがする。ちなみにスヌーピーはビーグルらしい。
in the blue shirtの代表曲のひとつ。本人も気に入っているらしく(参照:本人のブログ)、実際ライブセットでもほぼ毎回入ってくるくらい十八番な曲。音は明るい感じがするけど、リリース当時はなんか「怨念がこもっている」みたいなことを言っていたし(参照:TTHW)、歌にも「follow me」「only you」としっかり聴き取れるレベルのフレーズが残っていて、本人の曲の中でここまでフレーズがハッキリと、意図的に残されているのは後にも先にもこの曲くらいな気がする。意図やメッセージ性が程よくボヤけた曲が多い中でこれだけ少しクッキリしている。
最近のin the blue shirtの曲の中では結構アップテンポでギター強めでハイテンションな感じがする。最近は特に凪の気持ちみたいな穏やか曲が多かったからよりテンションが高く感じる。
人生のラストシーンはこういう曲が似合うものであって欲しいと思う。in the blue shirtの曲は多幸感とよく表現されるけど、最近のはどちらかというとハッピーエンド感が前に来ている気がする。ちなみにライブセットでこの曲が使われる時、次の曲に繋ぐため音階を下げる演出(処理?)があってそれがかなり好き。
寝起きみたいな曲。in the blue shirtの曲にしては珍しく、ボーカルがなんて言ってるか聴き取れそう感が強め。ちゃんと聴いたらやっぱり何て言ってるかよくわからなかった。
天然水みたいな涼しくて清い感じがする。 stones taroとやっている「pot luck lab.」にも持ち込んでいた曲(確かyoutubeにアーカイブ有り)。
テンポや雰囲気がコロコロ変わってとにかく掴みどころが無く、我が道をガンガン進んでいる感じがある。1:12からの特徴的なリズムとテンポは、本人のインスタ投稿にも一度登場している。あのフレーズがここに入ったんだ〜込みで聴くと面白い。
in the blue shirtを知ったのはこの曲から。学生時代に友達が「この曲PVが可愛い」と教えてくれたのがきっかけだった。最初に鳴る笛?みたいな音が印象的。この曲はPVも有名だからin the blue shirtの代表曲みたいな立ち位置にあるけど、他の曲も全て聴いた後で改めてこの曲を聴くと、結構異色に感じる。
寂しくて遠い距離のある曲。嫌なことや悲しいことがあった次の日も静かに朝が始まるあの感じを想像する。Bibioの曲は静かに心に寄り添う。
skrillexでUKガラージ…!ダブステップやゴリゴリ系のコッテリした楽曲イメージがあったのでここまで軽やかで爽やかな曲をしかもアルバムの最後に持ってきたことも込みでビックリした。
Y U QTといえばやっぱりこれ。このMixedバージョンの方がパンチが効いててより好みだ。「U belong 2 me」のところはつい一緒に口ずさみたくなるし、「指ロングto be」と空耳したくもなる。これを聴きながら友達と踊ったら絶対楽しいと思う。これに比べると原曲は少し静かで穏やかに聴こえる。
邦楽2ステップ!tofubeatsにしては珍しく王道の明るめ2ステップ。
tofubeatsの2ステップ系といえばnewtownのあの暗くて不穏な感じとか、PINK remixみたいな少し落ち着いた大人な感じとかだったのでここまでストレートなものが聴けるのは新鮮。
迫力のあるティンパニーの雄大さ、妖精みたいなプチプチ聴こえるコーラス?の可愛らしさが印象的。ボーカルも音低めに歌ってるから全体的に力強くて雄大な堂々とした感じ。
派手な音は無いからシンプルだけどリズミカルでつい体を動かしたり口ずさんだりしたくなる。まるで楽器のようなハミングがキレイで好きだ。
繊細な歌い出しが印象的。まったりなめらかなメロディが、聴いてて気持ちが良い。あと謎のポコポコ?ポロポロした音は一度聴いたら耳から離れない。
in the blue shirtがライブセットで時々流す曲(キミへとーキミへとーつたーえたーかーったー、のフレーズのやつ)の元ネタ。in the blue shirt版では「キミへと届く気がするから」「伝えたかった」「キミに」「時を超えて」「思い出す」等のフレーズのみを使いアップテンポの全く別曲に仕上げられている。元ネタを探すのがかなり苦労した曲。
クラブでDJがかけてて一際輝いて聴こえた曲。華やかさがあるけどメロディとか展開の抑揚はそんなに大きくない感じでずっと踊っていたくなる。
アップテンポだけど遠くて寂しい曲。スピーカーから聴こえる音を録音したみたいな、こもった感じの質感が良い。こういう質感の歌声は日本のインディーズバンドClematisにも共通するものを感じる(声も似ている)。最後のテンポが落ちて声も低くなる演出も効いてて良い。
2分過ぎたあたりからの展開はまさに夜明けそのもの。フワッとした静かで清潔な雰囲気からフルートの音が入ってきてどんどん明るく優しい音になっていく感じは、朝日が差し込んでそこからどんどん朝になるあの光景が浮かぶ。
in the blue shirtが10/8 alffo recordsでやったDJでかけていた曲。ダンスミュージックも普通に流している中でこれをぶっ込んでくるチョイスにびっくりした。
EPの最後にエンディング感のある曲を入れる構成は順当だけど嫌いじゃない。柔らかさと寂しさが混じった曲。