nakame

中目黒メルトダウン

この世の全て幻覚

Sigur Rós Festival for nakame


もし私の人生がえいがなら、
死ぬ時直前からこれを流しておきたい

夢の中で高い崖から落ちた夢を見た時に
この曲が流れなかったから
これは夢だと思って地面に落ちる前に覚醒できた

ひっぱられる曲ってあるよね

KIRINJI 千年紀末に降る雪は for nakame


今日これ歌いたかったな、忘れてたよ

忘れないでよ、脳

SPITZ 夢じゃない for nakame

夢の中で君の寝てる横顔に勝手に触れた

いびつな力では君を守れないから見守るだけにしよう

最後の離島にはしない
だけど少しここに居させてね


THE LOVE NINGEN 砂男 for nakame

あなたを傷つけなきゃ 傷つけたことにすら気づかない

弱い人間だから
大事にされていると感じるために壊したり失ったりするんだよね

tofubeats 水星 feat.オノマトペ大臣 for nakame

YouTubeで音楽を漁っていた時期だ
めちゃくちゃカッケー!!!!ってもう何回聞いたか分からない
数年後に渋谷のクラブハウスにひとりで観に行った
めちゃくちゃカッケー!!!!って感動した
めちゃくちゃカッケー!!!!!

Hoff Dylan 恋はいつも幻のように for nakame

誰が歌っていたか忘れた
今聞くと辛いとか切ないとかもどかしさがある
きっと好きだった人が歌っていたんだろう
長く続く恋は難しい
愛に移行しない恋は続かない
ふたりよがりの恋は逃げていく
振り向いてもらえない恋は忘れない
言いたいことが言えなかった恋は忘れない

SUNEOHAIR 悲しみロックフェスティバル for nakame

誰が歌ってたのかはもう覚えてない
でもいつまでたっても好きな曲だ
好きな曲を聴いたり、歌っていた曲を聴いたり、その過程があるならばもうそれは好きってことだ
恋してる間は聴くたびに思い出す、聴くだけで満たされる
ただいつかは悲しい曲になってしまうこともある

たまに叫びたくなるのだ、オーイェー!

Lovely Summer Chan あなたは煙草 私はシャボン for nakame

思い出すのは電車で実習先へ向かう時間。
あの1年は地獄のような期間だった。
朝5時頃起きて少し離れた実習先へ向かう。
街から遠ざかる電車には、オールナイトしていた若者が乗り込むことが多い。
手の甲にクラブハウスのスタンプを押しているのが見えた。
街で遊んで田舎に帰る若者、嫌悪感を抱いた。
そんなものを見たくないから早く東京に行きたいと強く願った。
何が楽しくて笑っているのか、何が楽しくて街へ出てきているのか、わからなかったから悲しかった。
何もない此処と違って東京には何かあると思ってたあの頃。
東京には何もかもあったけど、何もなかったのは私の心だって気付いた。

plenty 人との距離のはかりかた for nakame

聞くだけで深い深い水の中に沈んでいく気分になる。
水の中にいた時に聴くが多かったのか、聴いているときに水の中にいることが多かったのかはわからない。
何にも手が届かなくて、息をするには深すぎて、死ぬには水が綺麗だった。私を食う魚はいないし、私を絡める海藻もなく、そこは静かな水の中だった。ただ沈んでるだけで恐怖や不安や心配も感じなかった。耳には水が入り込んで何も聞こえない。水を飲み込まないために声を出さない。浮かないために手足を動かさない。静かに沈むことに集中していた。そうすれば数時間後には太陽が助けに来てくれていた。

Seiko Oomori 新宿 for nakame

高校生の頃、大森靖子さんのライブを観に東京まで行った。
10人入るか入らないかの狭い箱で、何人かのシンガソングライターとの対バンだった。
大森靖子さんの前に演奏してた人が「次は大森靖子(おおもりやすこ)さんです。」と紹介していた。
本人は気にしていなかったかもしれないが、わたしは10年経った今でも覚えているほど嫌だった。
そのあと大森靖子さんはマジでヤベェライブをしてくれた。
名前間違えたシンガーソングライターのことなんて忘れちゃうくらいに。
でも名前間違ったことはずっと覚えてる。
あなたにもずっと覚えてて欲しい。
最近の曲はあまり聞けていないけど、大森靖子さんの曲は私を救ってくれていた。

Sunny Day Service セツナ for nakame

住所不定無職で東京へ戻ったとき、私を住ませてくれた人の家で聞いてた。
プロジェクターの前で踊ると私の影が壁に映っていた。
毎日帰ってくるたびにに、コンビニのスイーツを買ってきてくれた。
毎日一緒に映画を1本観て眠った。
好きじゃないけど都合が良かったから一緒にいた。
初めっから汚れちまってる眠ることのない魂。
あの頃からうまく眠れない。