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すべての終わりには愛がある。
息を吸って、生命を食べて、排泄するだけの猿じゃないと言えるかい?
見せたい景色や話したい出来事があっても、そっか、もう伝えられないんだなって気づく瞬間ってなんであんなに辛いんだろう。公園の角の桜を見せたくても、もう無理だったんだねって。あんなに弱い雨で桜が散ってしまうように、恋人との楽しかった空間もちょっとしたすれ違いをきっかけに消えていくもんなのかな。
誰かからの愛を感じた時に、みんなが操り人形ではないことに気づくのだろう。
辛い時に1番聴く曲。完璧主義の自分からすると「今までちゃんと僕は間違わずにいれていますか?」って歌詞が響きすぎて動けなくなる。人に助け求められないし、自業自得のオンパレードだと本当に思う。そんな性格でも頑張ろうと思わせてくれる一曲。BiSHの曲の中では珍しく、アイナがメロディを歌わない。でも、最後の最後でアイナが締める。最後のアイナの叫びのような部分で自分の中の混ざり合った感情が一気に湧き出る。
一人暮らしすると気づく、親のありがたさや凄さ。
たまに実家に帰省すると、はりきってご馳走してくれる。親の行動は昔と変わらないのに、見方が子どもの頃とは違うから、感じ方がちがう。昔のように、家族みんなで食卓で食べるご飯はやっぱり味が変わるようだ。「あなたたちの子でよかった」って今になって思うことが増えたな。自分が幸せになることが1番の親孝行なんじゃないかってこの曲を聴くと思うなぁ。
ユニークさ、かっこよさ、おしゃれさ、個人的に全ての要素がこの曲に詰まってると思う。Vaundy、サカナクションの根源にはくるりがいる気がする。
生きることが嫌になったり、他人と比べて自分の無力さに気付いたり、自己否定したくなったりするときはこの曲やな。「どう転んだって俺は俺」、誰かになりたいと思うこと自体が、自分を苦しめているのかもしれない。
初恋じゃなくても、初恋のようにドキドキできるのってなんでなんだろう。恋愛してなくても、この曲聴くと、情景が浮かんでドキドキしてしまうなぁ。帰りの電車で聴いた時はもうよ。
この曲を聴くと青春時代を思い出すな〜、
テンポ感といい、メロディといい、全部が好き。
「なんで好きになったら、好きで終われないの?
どうにかなりたいって思っちゃうんだろう?」がヤバすぎる。ほんとに好きになるってこういうことなんだろうな。
「二人ぼっち」「二人ごと」「二人よがり」「二人じめ」
「一人」を「二人」に変えるだけでこんなに世界が変わるなんて。1番好きな恋愛ソング。