七尾くんのアルバムは恥ずかしながらこれが一番聴き込んでいて、とても現在の彼とは結びつかないような世界線の音の洪水で溢れてる。
このアルバムをもって大手レーベルからインディーに身を戻した訳だけども、予算も潤沢だったことであろう...二枚組かつ豪華パッケージに35曲のボリューム!
制作はそれまでと同じように全て宅録で。マスタリングはさすがにソニー様が手配したのでは、、と。
...全編において彼の色に満ち溢れている。
メロディの魔法、歌詞のアイデア...全て「七尾旅人」という奇才にしか表現出来ない特殊な...そう、特殊な宇宙。この「夜、光る。」は疾走感、天と地がひっくり返るような奇跡がまばゆい物語。