七尾旅人の2枚組90分の大作(2022年)。
本作の再現ライブは舞台美術含めて本当に素晴らしくて、ぼくの中のベストライブの一つとして記憶に強く残っているけれど、それも音楽の良さあってこそ。
テン年代以降、ソウル色を強めてきた七尾旅人のソウル・ミュージックの到達点。できればこの先を見たい。
この人は極めてコンシャスなので歌には当時の社会情勢が濃密に反映されているが、4年経った今も鮮烈に響いている。
この曲はコロナ禍をダイレクトに反映した歌だが、一つの事象に矮小化せず、根源的な営みの尊さを訴える名曲。
ゆったりと大海原を進むようなグルーヴ感を含め、日本におけるソウル・ミュージックの理想形だ。