七尾旅人との出会いはこのファーストアルバムだった。
2007〜8年くらいのことだったと思う。
実家で父が読んでいた「めかくしプレイ」というミューマガの増刊誌に七尾旅人の回が収録されていたのに興味を持ち、電車に乗って都会のTSUTAYAでこのCDを借りたのを今でも覚えている。
分裂症的な異形サウンド、無邪気と邪気の二面性を持った歌声、寓話的で生々しい歌詞。
全てが鮮烈で、恐れながらも夢中になって聴いた。
この曲は讃美歌のようなオルガンにドラムンベースを掛け合わせ、ゾッとするほど美しい歌に引き込まれる名曲。
どうしたらこんな曲が書けるんだろうと思ったものだが、それは今聴いても変わらなかった。