オーセンティックなソウルとモダンなネオ・ソウルを境界無く行き来する稀有なR&Bシンガーの2023年3作目。
全17曲という大作だがトータルで45分間、1枚を通して緩急を施しアルバムとしての完成度は頗る高い。
好きな曲ばかりなので悩ましいけど今日はこちら。
ヒンヤリとしたドリル・ビートを幻想的なサウンドデザインで包み込み、メロディアスで滑らかなボーカルラインが清廉な印象を与えてくれる美しいミドル・ナンバー。
一見異色な組み合わせのパーツがピッタリと符合した。
センチメンタルなエレピが夜風を運ぶような前半から、躍動感あるビートとゴスペル・コーラスが劇的なクライマックスへ至る展開に鳥肌が立つ。