題は狂気の夏だけれど、過ぎ去った夏を思い返している曲だよな。振り返れば、あの暑さも、あの海も、あの光も、全部が狂気だった。何かわからないものに、狂おしいほどに熱中していた。そして、夏は過ぎ去ってはじめて、ゆっくり形作られて、ああ、そうだ、たしかにこの夏は…って記憶されていく。1分32秒の短い曲だし、楽器も少数。でも、それだからゆっくりと思い出している感覚というか、糸を手繰っていく感じというか、なにかが蘇ってくる感じがあって。もう2月。これからどんどんあたたかくなるんだろうな。ヒートテックを脱いで、まずは春が来て、それから気づいたらまた夏で。toeの曲は特に叙情的なものが好きだ。