対訳とにらめっこするまで聴くのを我慢していたMitski。やっとCD購入して聴きました。凄すぎる…
32分とは思えないスケールに包み込まれる心地良さがまずあります。ここで描かれる愛に没入できるような音作りで、彼女の歌声は聴き手を鎮める子守唄に聴こえます。
音の安らぎで防御を剥がされた上に歌詞が入ってくるので効きます。特にこの曲で歌われる、「愛の残り火だけでも残せばこれからも上を向いていけるんじゃない?」という言葉が静かに心を打ちました。余韻がじわーっと心を波立たせて火を灯す。こういう音楽はきっと永く傍にいてくれるはずです。
彼女のサポートアクトがLampだなんて信じられない未来にいる気分。