ボーカルエフェクトの多用といい、メロディラインや音遣いといい、流石にミレパが過ぎる。これを映画の主題歌として使うのはなかなか挑戦的だったと思う。初見では、その驚きと、ミニマルなフレーズに戸惑った部分もあったが、何回か聴いた後、すっかりこの曲に魅了されてしまった。そしてそれは多分、他の人々もそうであろう。主題歌効果もあるとは思うが、MVの伸び率もえげつない。自分たちのオルタナティブな一面を前面に出しつつ、サンプリングや歌詞での絡みを的確に入れ込むことによって、しっかり商業的なタイアップとしても成立している。この路線が完成したとき、恐らく常田大希は日本音楽のトップに君臨するのではなかろうか。