「光の跡」で使われたような優しいシンセと、テレテレギター。ベースとドラムがしっかり支えてくれているからあまり気づかないけれど、星野源の曲は徐々に形を持たないような、言葉になる前の瞬間を捉えようとしている気がする。ちなみにエウレカというのはギリシャ語で「みつけた」「わかった」という意味らしいけれど、これはどちらかといえば直感的なもので、言葉による概念ではない気がする。概念ではなく、体験的にわかった、体験的に学んだ。だから、うまく言葉で説明できなくて、はたから見ればわかっていないのかもしれないのだが、わからないなかで、何かを見つけるというのもあるように思うし、そういうのが音楽という気もする。