この人の音楽に初めて触れた思い出深い1枚。
Anohniもすごいが、やはり今作がベストだと思う。
2009年リリースのセカンド。
不気味なジャケのファーストよりも音楽性の進化が目覚ましく、既存ポップミュージックのフォーミュラを突き抜けた幽玄的で異次元な不世出の傑作。
崇高かつ生々しい圧倒的なボーカル、ストリングスとピアノを基調にしたクラシカルなアンサンブルはこの世のものとは思えないほどに美しく残酷だ。
この曲はその中では比較的穏やかな表情のナンバー。
シンプルで小細工のないメロディだが、それをここまで圧倒的な世界にしてしまう歌声の魔力たるや。
それを補完するストリングスとピアノも格別。
ANOHNI
- #GlastonburyFestival2025ラインナップ Anohni and The Johnsons
- #RollingStone誌が選ぶ2023年のベストアルバムTOP100 #OPUSOFTHEYEAR2023 17位:Anohni and the Johnsons『My Back Was a Bridge For You to Cross』
- 今年最もエモーショナルな作品は、たぶんこのAnohniのアルバムでした。 性的マイノリティや自然環境(等の被抑圧者全て)が人間の暴力性に曝され続ける現状から眼を逸らすな、という歌詞は心が重くなるのですが、向き合う価値が間違いなくあります。というか益々切実な問題です。 怒りや憎しみを遥かに通り越した悲しみが基調ですが、それでも何重にも蓋をしたはずの激情が底に流れています。未来を生きる世代には希望を持ってほしい(希望を持てる世界にしたい)という切実な願いもあります。 上記の想いがAnohniの歌声とオーガニックなソウルサウンドにより放たれるから、圧倒的な説得力があります。全て引っくるめて唯一無二。
- 恥ずかしながら初めて聴いたのだが、まずアルバムタイトル「My Back Was a Bridge For You To Cross」(私の背中はあなたが渡るための橋)というタイトルの比喩表現があまりに美しく心惹かれる。わかりやすい盛り上がりどころがあるっていう音楽とは違うけれども、なんか日常に違和感なく入り込んでくる自然な感触がありつつ、内なる心の高ぶりみたいなものが感じ取れる。こういう音楽が大事だと思う。ギターの音がめっちゃよく、まだまだ聴き込みたい。
- ANOHNI AND THE JOHNSONの6枚目のアルバム。今作の制作に当たってMarvin Gaye『What's Going On』のことをよく考えていたというANOHNI。 プロデューサーにJames Blunt、Amy Winehouse、Duffの大御所Jimmy Hogarthを迎える意欲作となった。 2023年に生まれたアーバンソウルの傑作と言っても過言ではないかもしれない。壊滅的な状況に陥りつつある現在、それでもまだ、私たちの考え方、精神性、社会構造、自然との関係を変えられるかもしれないというテーマを取り上げている。おすすめは「It Must Change」。
- ソウルフルとはこういうことなのでは、と体感させられる凄い作品。これは国内盤の対訳とにらめっこして聴かねばならないと思うので、週明けに買いに行こう。 本人の素晴らしい歌声と、それに寄り添うシンプルだが表情に富む素晴らしい演奏があるだけなのだが、それが圧倒的に心を揺さぶる表現になっている。恐らく歌われているだろう、社会の変革や真の自由への希求といったものを、音そのものが孕んでいるといった感じ。そして切実さと同時に包容力を持っている歌声に救われる気持ちになる。 インスピレーション源という"What's Goin' On"に全く引けを取らないスケールの作品だと思います。
- Antony & the johnsonsのアルバムはすごいお気に入りなのでANOHNI and the johnsonsとして帰ってきてのアルバムは楽しみ