ソウルフルとはこういうことなのでは、と体感させられる凄い作品。これは国内盤の対訳とにらめっこして聴かねばならないと思うので、週明けに買いに行こう。
本人の素晴らしい歌声と、それに寄り添うシンプルだが表情に富む素晴らしい演奏があるだけなのだが、それが圧倒的に心を揺さぶる表現になっている。恐らく歌われているだろう、社会の変革や真の自由への希求といったものを、音そのものが孕んでいるといった感じ。そして切実さと同時に包容力を持っている歌声に救われる気持ちになる。
インスピレーション源という"What's Goin' On"に全く引けを取らないスケールの作品だと思います。