Sandy
ジョン
Spitzが好きです。二十一歳。
最近、気取った文章になりがち。
今「俺のSay Sue Me」というプレイリストを作るべく、イチからこのバンドの曲を復習してるけど、この曲めちゃくちゃカッコイイ。後半の演奏の迫力たるや。音もひたすら気持ちよい。
Say Sue Me、韓国のカルチャーで一番好きだ。
クリープハイプ、そんなに好きじゃなかったけど、普通にいい曲多い。この曲の軽やかさは彼らの持ち味と少し違うかもだけど、歌詞も含めてチャーミングでとても好き。
時々無性に聴きたくなってしまう曲。あまりに美しい。胸をざわつかせては鎮めるピアノの旋律。疲れ切った心がこの4分の間で軽やかになる。魔法みたい。
最近毛皮のマリーズにハマっている。
この曲は志磨遼平じゃなくてベースの人がボーカルをとってるけど、むちゃくちゃいい。前進あるのみ!な女の子讃歌で、キュートさと毒っ気が同居してるのがサイコー。
Pavementの2ndを初めて聴いて、今、モーレツに感動している、この音楽を待っていた
Fishmansの1stアルバムを初めて聴いた。レゲエ感強くてイマイチなあ...と思ったけど、最後のこの曲が良すぎた。オサレなピアノとか細い佐藤伸治の歌声。下津光史が影響受けてるのがよく分かる。
Led Zeppelinが一番脂乗っていた頃のライブ盤だと聞いて、2時間半ぶっ通しで聴いたけど、これは良すぎる
特にこの曲のドラム凄すぎる、ビビった
2024年もフジファブリックばかり聴いている。
冬ですがエイプリル。なんとなく奥田民生っぽい。
この曲の"割り切れないことばかりです"という歌詞にいたく共感する。そうそう、割り切れないことばかり。遠くで起こっている戦争も、自分の身の回りのことも、全然割り切れない。ネガティブな感情がふとした時に頭によぎって、そこから何時間も頭から離れない。
志村正彦の歌詞には、悩みや戸惑いや曖昧な感情が沢山書かれていて、爽やかな才人の裏にある苦悩が垣間見える。その苦悩に触れるたび、自分の弱さとか情けなさが肯定されているような気がして、とても気持ちが楽になる。だから縋るように聴いてしまう。依存と言えよう。
この曲のハピネスは唯一無二。
あと数分でクリスマスが終わる。今年も隣には誰もいないクリスマス。メリクリスマス。
ということで、クリスマスの名曲。"どうか世界中の人に安らぎ運んでおくれ"という歌詞が、戦争が起きている今、以前よりも深い意味を帯びているように感じる。孤独や不安で街ゆくカップルたちを妬んでしまいそうにもなるけど、今日ぐらいは、どうか今日ぐらいはみんな幸せであってほしい。歯軋りしながら願っています。
2023年良かったアルバムをおさらい中。
betcover!!の『馬』。
これまでイマイチピンときてなかったbetcover!!だったけど、今年出たライブ盤がこの上なく素晴らしくて、そこから普通に他のアルバムも好きになった。
そして、今年出た『馬』。開口一番「馬鹿野郎!」と怒鳴られる「バーチャルセックス」で一瞬でその世界に飲み込まれ、涙がちょちょぎれるラスト「メキシカンパパ」まで、唾を飲むのも忘れる29分。
特に好きな曲がこの「鏡」。昭和歌謡を思わせる色っぽいボーカルは、僕の中のダンディズムのイメージを更新した。柳瀬二郎>石原裕次郎です。
2023年良かったアルバムをおさらい中。
優河 with 魔法バンドの『月食の夜は』。
NHKドラマの劇伴として制作されたらしい。サウンドトラックということで、ほとんどの楽曲がインスト。このアルバムを聴きながら夜に散歩すると、夜闇に溶けてしまいそうになるので注意が必要!
そしてアルバムのラストを飾るこの曲で、遂に優河が歌う。やはり素晴らしい歌声。まるでどこかの星へ繋がる白く光る道が、突然目の前に現れたかのよう。夜空を渡っていけそうな、そんな気分になる。
スピッツの『スパイダー』と並んで、歌詞に衝撃を受けた曲。どちらも変態曲。
"暇つぶしに駅前の花屋さんの娘にちょっと恋をした"
という歌詞は、一見チャラ男っぽく思えるけど、この男がいるのは路面電車の中。そう、これは花屋の娘との、妄想の恋なのだ。
Bメロでは、その娘を"菫"と名付ける。草野マサムネも"名前をつけてやる"と歌っていたが、変態は思考回路が同じなのだろうか。この後、一緒にかくれんぼや追いかけっこをする妄想までしてしまうのが、かなりヤバい。
とは言え、演奏は超絶カッコいい。結構激しいけど、途中とろ~んとした瞬間もあって、妄想癖の主人公の不安定な心を表してるのかなあ、なんて思ったり。
WOWOWで『FRONTMEN』という海外ロックスターたちのドキュメンタリーの特集が以前放送されていて、オジー・オズボーンやスティーブン・タイラーなど、錚々たるメンツの人生を知ることができるものだった。
全8回の放送のうち初回に放送されたのがAlice Cooperで、それをきっかけに少しずつAlice Cooperを聴くようになった。めちゃくちゃカッコいい。
でも、音楽通の会話やツイートでAlice Cooperの名前が挙がっているのを殆ど見たことがない気がする。KISSとかガンズ等他の人たちはよく目にするけど。何故なのだろう、こんなにカッコいいのに...。
完璧。こういう癒しのインディーフォークをずっと聴いていたい夜。
Uni Boysの新譜。肩の力抜けてて良き。これぐらい平熱のロックが、今の気分としては一番カッコいいかな。ちょっと昔っぽい雰囲気も好き。
こいつフジファブリックの曲ばっか投稿するな、と思われてるかもしれないが、気にせず。
この曲は中々面白い曲で、ピアノやコーラスの感じがどこかビートルズっぽい。Aメロの志村正彦の独特な歌唱とリズムで変な曲だなあと思っていたら、サビに入ったタイミングのジャン!ジャン!ジャン!で加速して、ハッとなる。気持ちいい。再びヘンテコなAメロに戻り、再びノリのよいサビへ。気持ちいい。とにかく気持ちいい。アウトロのギターも最高にカッコいい。
歌詞も面白い。サボテンとレコードを持ってあなたをどこかへ連れて行く、ってのが、カッコいいんだかカッコ悪いんだか分からなくて、でもそれも含めて志村正彦の感性に憧れるなあ。
久しぶりにJourneyを聴いた〜。めちゃくちゃ良い!
中学のとき、家にあったJourneyのベストをよく聴いてて、そのベストの中でも特に好きな曲。これほど温もりに満ちた曲も少ないと思う。今年はこの曲で冬を越そうか。
フジファブリックにハマっている。四六時中、志村正彦に会いたかった、志村正彦になりたい、と考えている。
"そうそう 今思い出した 去年の君のマフラーがとても似合っていたこと"という歌詞がすごく好き。シンプルな歌詞なのに、マフラーが素敵な"君"も、わざとらしく"そうそう"なんて言いながら"君"に夢中な"僕"も、どちらの人柄や魅力も立体的に浮かび上がる。
そして、そんな素敵な2人が記念写真を撮ってサヨナラしてしまうのが、とても切ない。この甘酸っぱい物語を、豪快なピアノ&ギターで弾むように演出するのがまた最高。
今まで出会えた全ての人々に
もう一度いつか会えたら どんなに素敵なことだろう
ふとした時に頭に過るフレーズ。
このフレーズに、「会えなくなった人たちにもう一度会いたい」という絶対に叶わない望みや「今会える人ともいつか会えなくなるかもしれない」という絶対に訪れる悲しさが含まれていて、とても切なくなる。
そして、絶対に戻って来ないことを知っているからこそ、甘くても苦くても、青春は眩しいのだなあと思う。銀杏BOYZはその眩しさをダイレクトにぶつけてくるから最高。
僕じゃきっとできないな できないな
本音を言うこともできないな できないな
無責任でいいな ラララ
そんなことを思ってしまった
あまりにナイーブで苦しいよ、、、。
コンビニのバイトを始めて今年で四年目だけど、秋から冬にかけて、毎年この曲が流れている気がする。
深夜のシフトなので、客も少ない中一人で床掃除などをしていて、そんな時にこの曲が流れると、ふと手を止めて聴いてしまう。
金木犀の香りに秋を感じながら、昔の恋愛を思い出す。そんな歌詞で、恋人と別れたことが、いやそもそも付き合ったことがなく、金木犀の香りもよく分からず、秋どころか春さえ来ない僕にはかなり共感し難い曲ではあるけれど、でもいい曲だなあと毎度思う。
僕は熱心なレコードコレクターではないけれど、時々惹かれるレコードを見つけると買ってしまう。最近買ったのが、この山崎ハコの『飛びます』。
暗い曲が多くて、タイトル曲であるこの曲も決して明るい曲ではない。しかし、伸びやかでゆったりとしていてとても心地よいし、何より歌詞がいい。
"きっと歌えるのです 心の中で誰かが歌ってるから"
彼女が18歳の時に出したアルバムらしい。静かだが力強い歌声。その声に覚悟を感じる。僕はまだ学生という身分で、親のスネをかじって生きているけど、いつか自立する日がくる。別に立派な夢があるわけではないけど、その時はこの曲を胸に飛びたい。
スピッツの中でも特に歌詞が好きな曲。
好きな人との暮らしを"羽も生える" "最高だね!"と表現するキュートさが堪らないし、好きな人のことを"魔法もない"と説明するセンスも素晴らしい。
この甘く軽やかな歌詞から一転、後半には人生についての深みのある歌詞に変わる。人間のことを"命短き ちっぽけな虫です"と言い表し、"削れて減りながら進む"人生を、"あくまでも"と片付けるあたりが、なんとも草野マサムネらしいなあと思う。
メロディー、特にCメロの切ないメロディーが、草野マサムネの当時の掠れ気味の歌声と相まって、途轍もなくエモーショナル。切ないんだけど励まされる、名曲。