『アウト・オブ・ノイズ』以来、オリジナル・アルバムとしては8年ぶりとなる、坂本龍一の20枚目のオリジナル・アルバム。
本作は坂本龍一のドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: CODA』に描かれているように「非同期な音楽を作る」目標の下に制作。タイトルもそれにちなんだ「async」。感想として、現代音楽家である坂本龍一の集大成と言ってもいいくらいの完成度。教授がやりたかったことが表現されていると言っていいと思う。イギリスの『FACT』誌がThe 50 best albums of 2017の1位に本作品を選ばれている。
この作品は人生の、いや、人類の歴史のサウンドトラック。
悲しみとかさみしさとか情熱が入り混じって喜びや安堵に浄化されるような気持ちよさ。
asyncのライブを映画館で見に行きました。
アルバム全体も最高で僕の大名盤でございます。