王舟の新作。11曲20分なので何度でも新鮮に聴けちゃいます。無国籍で何となく緩い開放感は従来通りの魅力ですが、何だかリズムがエグいです。
この曲は、よれ気味のリズムとゴスペル的なコーラスが新機軸な作品でかっこいい。これもたった2分にまとめてしまう潔さ。
本人のボーカルが少ないのが寂しいですが、音は今まで以上にさりげなく雄弁で、間違いなく傑作です。
不意に聴きたくなりまして
外れの方で、仄暗さの中で、缶ビール引っ掛けて、踊るのだけども肩を振るわせるくらいで
そんなディスコ
ジャケがいい。
曲名も清々しいし、平仮名なのも可愛い。
ついつい口ずさみたくなるメロディ。
王舟の19年作。"Big Fish"というタイトルの由来は分からないが、彼の音楽のいい意味での感情の希薄さは無表情でぼんやりしている魚たちに似ています。最近愛読するpanpanyaの漫画にも魚がよく出てくるけど、魚という存在の不思議さに興味があったりします。
久々に聴いても5年前の作品とは全く思えず、ここで立ち上るムードが何だか予言的とすら感じます。cero"e o"や柴田聡子"Your Favorite Things"といった現代の傑作群と並べても違和感がありません。全てが緩やかに連関し、その間を音を立てずに泳ぎ回っている自由さが好きです。
本作を上回る彼の新作が出てきたら熱狂します。
時をかけるな、恋人たちのテーマ
アーティスト
王舟
ソングライター
王舟
王舟がさりげなくリリースしたアンビエントフォーク的な作品集。こういう音を聴くと、彼がSSWであることを忘れてしまう。ジャケットの通りすぎてあまり言うことがない。自我のなさというか、ギターの弾き手すら風景の一部のような緩やかな悟りがあります。こういうのはなんぼでも出してほしいですね。
王舟の2ndアルバム(2016年作)は、前作とうって変わって完全に独りで制作されている。インストと歌ものが半々で、聴いても「ふーん」って感じにしかならないのだが、その「ふーん」が実に味わい深いというか他で得難い感じなのだ。
シングルではバンドによるブラジリアンレアグルーヴだったこの曲も、姿を変えて孤高の名曲となった。何にも寄りかからず漂っている、その醒めたバランス感覚がしなやかなグルーヴで一層輝いている。今日も黙って聴いている。
ここ数日の身体から新芽が吹き出るような春めく感覚にフィットする曲がやっと見つかった。
春めく気持ちにぴったりの曲聴きたーい!
#春めく一曲
王舟さんの曲はアコギ主体で「癒される」というよりもむしろ「慰められる」タイプの音楽だと思う。やや変則的なチューニングにしろ、どこかイビツな印象も与える奇怪な雰囲気である。
重々しくも儚いギター・アルペジオなどは、往年のローレン・コナーズ辺りを想起させる。(あれよりかは大分ポップ寄りだけど)。かなり内向きな曲ではあるが、なんとも心地良い気分にさせる。
「エレクトロとフォークの融合」というコンセプト自体、そこまで目新しくはないが音にスッキリとした余白があって素晴らしい。この人の新譜は要チェックしたい。
台湾ぽさというか、クーリンチェ少年殺人事件というか、恋する惑星というか、そんな感じのアジアっぽさを感じる、pvがキレイなねーちゃんなのが良い
冬絶対聴く曲のひとつ
王舟との相性が良すぎる曲
ずーと聴いてられる
ボン♪ ボボンボン♪
昨日あたりから、Amazon Fire TVからSpotifyに接続できない障害が世界的に起きているらしい。我が家も漏れなく繋げなくなり、音楽をかけるときは甘んじてYoutubeの広告を聞き流してやり過ごしている。
この障害の予兆だったのか、一昨日の夜、Spotifyの「次に聞く」機能が壊れた。
壊れて、「次の曲」にかならずこの曲が流れるようになってしまった。
ボン♪ ボボンボン♪
僕はその日UAを聞きたかったのに、どうしてもこの曲が流れる。
ボン♪ ボボンボン♪
愉快なイントロが5回目くらいに流れた時はいよいよ噴き出した。
ボン♪ ボボンボン♪