ブラジルにハマりそう
途中のフリーになるところで笑っちゃうけど、美しい曲を美しくカバーしている。
https://youtu.be/j-IUwtVGUuI?si=sIe-hLOfPLRTVkLm
今日も新しい1日
milton nsacimento/lo borges
エスペランサ・スポルディングって、かつての矢野顕子みたいになってきたな。周囲のミュージシャンをかすがいのように結びつける。ミルトン・ナシメントとポール・サイモンの声が溶け合い、最後にエスペランサ・スポルディングの声がふわふわと浮き上がっていく。
縁もゆかりもない異国の地に郷愁を抱いてしまうような名曲。最近まで歌詞の意味も調べず聴いていた。曲名の邦訳は「君がなることのできた全て」。過去を見つめる切なさとその景色の豊かさ、言葉を知らずともその感覚を受け取れていたようで嬉しい。
名盤"街角クラブ"の続編こと"Clube Da Escquina 2"(78年)です。あんま知られてないってことは大したことないのかと疑ってました。すみません、こちらも相当な名盤だと思います。
こちらも2枚組で相当なボリューム。バラエティ豊かで飽きないのと、より洗練されているので聴きやすいと感じます。本作でのMiltonの曲は良い曲ばかりで歌も素晴らしいです。
前作での若さと霊性が宿る奇跡こそ薄れてるかもですが、気心知れた仲間たちの絡みは何だかリラックスできます。
CaetanoとGilの"Tropicalia 2"も名盤だし、2を外さないブラジルの恐ろしさよ。
Djavanは、2022年に74歳となったブラジルのMPB歌手。本作「D」は25枚目の作品となる。
70歳を過ぎてなお音楽活動を精力的に続けていく様はすごいとしか思えない。ブラジルのMPBはとても都会的で洗練されている。それこそ日本でブームになったシティポップと通じるところは多いのではないだろうか。Djavanは、日本でいうところの玉置浩二や佐野元春、桑田佳祐のような大御所ということだろう。
以前からDjavanは聴いていたが、声がとても若い。音楽も決して古臭くない。人は変わり続けることでのみ前に進むことができる。「BELEZA DESTRUÍDA」。
2022年一番リピートした曲でした。
間違いなく名曲だと思います。
自分で勝手に作ったジャンル「微炭酸系」に入る曲
シュァ〜っとして癒される
#微炭酸
立っても座っても寝そべっても汗をかくくらい蒸し暑いので、精神をブラジルに集中させ、さも一年中かくのごとし、暑いのなんてヘーキ、ヘーキと錯覚しながら夏を乗り切りたい。
Ponta De Areraは邦題「砂の岬」。かつてゴールドラッシュで栄えた内陸の街、ミナスの金鉱が掘り尽くされ、街は空っぽ、いまや港へとつながる鉄道も無くなってしまった...という悲しい郷愁を歌っている。広漠とした荒野が目に浮かぶような歌声は、「ブラジルの声」と呼ばれるスゴい巨匠、ミルトン・ナシメントのもの。74年に同楽曲をウェイン・ショーターのプロデュースで発表しているけど、個人的には素朴で実直なこのバージョンが好き。
控えめに言って最高。
これも70年代の曲。
ミルトン・ナシメントの生まれたミナスは教会音楽とラジオから流れるアメリカの音楽とが奇跡的な融合を果たした地。
サンバやカンドンベなどのもっとプリミティブな音楽模もちろん好きだが、ミナス派(と呼んでいいものかどうかはさておき)はブラジルを語るなら外せないよ。
Jazzへ与えた影響も計り知れず。