seaelk
μ-zomia
よろしくね
Seo Taiji(ファンはTeijiと呼ぶとか)は、元はメジャーなパンクバンドをやってたが、N.Yに渡り帰ってきた結果、「この時代の同系統の音楽」の中で、確実に頭一つ抜けた存在となった。
「この時代」と言うのがミソなんだが、段々と重い音のニーズが高まりつつある時期に「重さとポップさ」「重さとGroove」と言う点では、日本国内のバンドが彼に追い付けていたとは思えない。
それ程良く出来たアルバムだった。
僕が語る事は無い。
ただ聴いてほしい。
世に出るのが早過ぎたとも言えるが、サウンドとリズム、メロディーを介して「追憶」する様に音の空間に居る事が出来ます。
サンキャッチャーが照らし返す光の様に、モチーフは変化していくので「徹しで聴く事」をお勧めします。
一部を聴くだけだと勿体無いし、わからんと思うよ。
教授のカバーやMixは沢山存在するが、バランス良くカバーされているものは少ない。
そんな中ではこのMixは秀逸です。
踊れもする。
「没入感」が凄いのよね。
また、それのみならず細かなGrooveも良いし、サビ(と言っていいのかわからんが)のリズムチェンジと共に立ち上がる「音の壁」の様なサウンド。
ともすれば単調になりがちな打込み系の中において、「そりゃあ教授も気にいるわ」と思えるクオリティです。
Maribou State。
ここで紹介するのは2発目かな?
70年代のL.Aを匂わせるようなストリングのサンプリングから始まり、淡々と刻まれるリズムの上にメインのメロディーが乗ってくる。
すんなりと乗れる曲なんだけど、メインのメロディーが「一拍おいて入る」ところからしても、気持良さ(Groove)に拘って作られている点が感じ取れますね。はい。
今はまたJazz畑に戻っとるけど、一時期はJam Bandとして持て囃されたジョンスコ様。
でも、JamBandだったらパーペチュアルグルーブやスティーブ・キモックなのよね。
という事で、ジョンスコがJamとして認知される前のライブ音源。
ジョンスコのアウト具合も心地よいが、楽曲全体が明るく軽やか。
ほんと休日に聴きたくなるね。
Nica's Dreamも定番だが、僕はこのカバーが一番好きかなぁ。
スリリング差が他とは違う。
インコグニートがカバーして少し流行りましたが、比較にならんほどGrooveはオリジナルが上。
バックのカッティングギターも目立たないが恐ろしいほどのGroove。
本当にヤバい。
まあ定番ですが、Michel先生の名演。
デクスター先生のネットリ具合が良く出てるので、ジョー・ヘンダーソン以外でのBlue bossaを探してる人には良いと思うよ。
オリジナルに負けない個性があります(笑)
砂漠に咲いた青い花。
永遠の名曲。
Yannis PKのオリジナル。
でも聴いてほしいのはNato & SahaleのMixの方なのよね(soundcloudにあるから探してね)。
サンプリングネタ元が、なんとファナ・モリーナと言うワールドワイドな曲。
mixの方はDJやるときもかなりの頻度で使ってます。
一人でいるときにも聴いちゃう。
4つ打ち側の人でも気持ちの良いボーカルサンプリング使いが上手い人が居て、Maribou Stateはその一つだと思うのよね。
この曲はジャンル分けが難しい曲なんだけど、気持良さと一瞬の悲哀が混ざり合う稀有な曲。
近年のJazzの中では最早スタンダードになりつつあるんではないかな。
Hundred Birdsが良い事は分かりきっているんだが、この曲は歌詞が特に良い。
泣きそうになるよね。
パンクの持つ衝動とポップさだけでは語りきれないALL。
ディセンデンツよりALL派ですが、その中でもCrazy?が最高ですね。
実は歌詞が物凄く良いので、是非訳してみてください。
控えめに言って最高。
これも70年代の曲。
ミルトン・ナシメントの生まれたミナスは教会音楽とラジオから流れるアメリカの音楽とが奇跡的な融合を果たした地。
サンバやカンドンベなどのもっとプリミティブな音楽模もちろん好きだが、ミナス派(と呼んでいいものかどうかはさておき)はブラジルを語るなら外せないよ。
Jazzへ与えた影響も計り知れず。
原曲も良いけど、このStravrozのmixが1番好みかな。
ロングミックスの中でこの唄の部分が差し込まれてきたりするとたまらないね。
70年代の曲なんだが、この無国籍感というか何というか。
現代の楽曲では感じられない空間的なメロディーとサウンドのアレンジメントは白眉です。
息をもつかぬ展開で出だしから持っていってくれる曲。
途中で入ってくるベースラインもエグすぎて良い。
なんのシンセ使ってるんだろうか?と知りたくなる曲。
原曲はアリアナ・グランデなんだが、個人的には圧倒的にこのカバーを支持。
Scary Pocketsは編曲やアレンジの妙にいつも唸らせられる。
Andhimは結構ジャンルまたぎの曲を出すんだが、共通しているのはGrooveに手抜きが無い事。
この、mixも踊れるし感動的だしと最高。
いやー。
これは人生のTOP10に入る。
踊れるだけではない、この哀愁よ。
野外でゴリゴリにかける曲。
こう言うので良いんですよ。
リフの気持ちよさよ。
BPM126ぐらいまでならイケる。
サブベースラインのエグい進行に、抜き差しされるウワモノのバランスの良さ。
その上で「I'm so crazy」と独白されるような歌がのる。
スーパーグッド。
これはねー。
真夏の一瞬と言うか。
一気にヒンヤリとした部屋や岩陰を思い起こさせるというか。
踊リりながらも別の場所を感じさせる一曲。