James Brownは70年代に入ると、急にニューソウルの特徴であるコンセプト・アルバム志向に転換。
2枚組の大作を連発し、かつてのシングル、再録の寄せ集めだったアルバム作りから大きく飛躍した。
物騒なタイトルとドロドロとしたアートワークの本作(1974年)もまた、そうした時期に産み落とされた重量盤。
楽曲の出来にムラはあるが、70年代中盤も尚、ファンクの神様であることを周囲に知らしめた名盤である。
このラスト曲は14分弱という圧巻の長尺でキメる、地獄の反復ファンク傑作。
ジックリと焚き付けるグルーヴは聴き手を酩酊させ、中毒状態に陥らせる劇薬のようなミッド・ファンク。